骨盤ベルトの効果を知ろう！自分にあった選び方や使用時の注意点

2019,9,13 更新

つける位置や使用方法を守ろう

骨盤ベルトのつける位置って、意外とむずかしいものです。正しい位置につければ苦しくないという方もいますが、正しい位置とはどのあたりなのでしょうか？

骨盤ベルトをつける位置は、両太ももの付け根の骨からヒップをまわって、お腹で止めるのが理想です。あまり上すぎてもお腹が苦しくなってしまいますし、下だと歩きにくいですよね。

骨盤ベルトの使用方法で注意したい点は、ベルトの外し方です。骨盤ベルトを立ったまま外すと、今まで理想的な位置に保たれていた骨盤内の臓器が、重力で落ちてきてしまうことがあります。

骨盤底筋や骨盤周りの関節を痛めてしまう原因にもなりかねませんので、骨盤ベルトは横になったり、座ったりした状態でつけたり外したりするように心がけましょう。

身体の状況次第では産科医に相談して使おう

出産前後の身体はママ自身が思っているよりも、ずっとデリケートで疲れやすいもの。もちろん、骨盤ベルトの使い過ぎや締め過ぎは身体によくありませんが、いつもどおり使用しているのに、「ちょっと違うな」とか「痛いな」と感じたときは、無理せずに使用を中止してください。

間を置いて使用しても同じような症状が続いたり、もっと調子が悪くなったりしてしまった場合は、産婦人科医に相談することをおすすめします。また、出産直後から骨盤ベルトをすすめる産院は多いですが、妊娠、出産の状況や悪露の状態によっては、出産直後の使用は避けた方がよい場合があります。

必ず、産科医、助産師の指示に従いましょう。骨盤ベルトをすることよりもママの身体の回復を優先してくださいね。

まとめ

産後の体形の変化に悩んでいるママは少なくありません。骨盤ベルトは妊娠中や産後の腰痛予防や体型改善に効果があるとされています。

出産前の美しい体型に戻すために、骨盤ベルトの力を借りることはよいですね。骨盤ベルトは正しい巻き方で妊娠中から産後の適切な期間に使用することが大切です。

ですが、妊娠中や産後の様子によっては、使用できない場合があります。いつもと違うと感じた場合は、使用を中止して担当医に相談しましょう。