新生児の髪の毛が抜ける原因は?髪質の悩みと心配事の対処法
うちの子髪の毛多すぎ!対処法で解決する
髪の毛が多くても将来毛深くはならない
ですが、薄毛と同じように、毛深いことも限定的な状態なので心配ありません。髪の毛がしっかりしている子は、大人と同じ毛髪サイクルができあがっているとも考えられるので、身体が大きくなれば髪の毛の豊かさは違和感のないものになります。
髪の毛が多くても少なくても将来の毛深さや薄毛には関係ないので、今の赤ちゃんの個性の一つととらえることが大事ですね。
あせもができやすいのでケアは十分に
髪が多ければしっかり乾かすことも必要になります。濡れたままにしておくと蒸れて雑菌が繁殖し、あせもや湿疹になることがありますので注意しましょう。
タオルドライの後はドライヤーを遠くからあて、髪の根元からしっかり乾かします。仕上げは冷風を使うとドライヤーの熱での汗を抑えることができますよ。
あせもは頭皮だけでなく、襟足やおでこなど髪の毛が当たって刺激されやすい場所にできやすいので、髪の毛の長さやヘアアレンジを工夫しましょう。汗をかいたらこまめにふくことも大事ですね。
立ってしまう髪は可愛いヘアピンでアレンジ
せっかくの豊かな髪ですので、可愛いヘアアレンジをしてみましょう。赤ちゃん用のヘアピンやヘアアクセサリーはとがった部品やかたいパーツが使われていないものが多いので、安全面を考えて赤ちゃんが取ってしまっても危なくないものを選びましょう。
前髪をピンで斜めにとめたり、小さなヘアゴムで二つ結びにしたりするだけでも可愛らしくなります。毎日のヘアセットはママと赤ちゃんのよいコミュニケーションになりますね。
赤ちゃんの髪の毛の悩みと間違った対処法
髪の毛が茶色くてもくせ毛でも心配ない
もう一つ、髪の悩みで多いのがくせ毛です。外国人のようなカールをもった髪の毛の赤ちゃんは可愛いですが、将来も変わらずくせ毛のままか気になりますね。
赤ちゃん時代の髪の毛の色やくせ毛は遺伝の場合もありますが、成長とともに変わることも多く、7歳から12歳くらいまでは髪色やくせの状態は変わると考えられています。大人になればそれもチャームポイントになることがありますので、無理に髪の毛を染めたり矯正したりすることを考える必要はありません。
一度剃ると太い直毛になるは間違い
昔は赤ちゃんの髪の毛が多いことで不潔になりやすく、シラミなどがわくきっかけにもなったため頭を剃ることも珍しくありませんでしたが、現在では衛生状態がよくなったため、頭を剃るメリットよりもリスクの方が大きくなっています。剃刀を赤ちゃんの頭皮にあてること自体危ないですし、剃った後は肌が敏感になるだけでなく、切り傷ができれば細菌が入るなどの心配もありますね。
実際に、髪の毛を剃っても太い毛になるわけではなく、髪の断面が大きく見えるために太くなった気がするだけなのが現実です。
成長で変化するので気にするのはやめよう
産毛で包まれていること、毛髪サイクルがまだ整っていないことなどは、歯が生えることや言葉を発するようになることと同じように、これから徐々に変わってくることの一つでしかありません。
赤ちゃんの個性は本当に千差万別。ママが気になることも、赤ちゃんの立派な個性です。
周りの赤ちゃんと比べても、誰一人として同じ赤ちゃんを見つけることはできませんので、ママが赤ちゃんの個性を認めて、ゆっくりとその成長を見守ることが大切ですね。
まとめ
ですが、こうした不安や心配事は子どもの成長過程で忘れてしまうことがほとんどです。薄毛から剛毛になる子、くせ毛から直毛になる子がいてもおかしくありません。
新生児の髪の毛が薄かったことも、お猿さんのように毛深かったことも、いつかはよい思い出になりますので、あまり心配し過ぎないようにしてくださいね。