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冬の乾燥から赤ちゃんを守りたい!保湿対策やトラブルの基礎知識

冬の乾燥から赤ちゃんを守りたい!保湿対策やトラブルの基礎知識

外出時は暖かい服装や保湿剤で肌を守る

冬に外出するときは、冷たい空気や風、紫外線、ほこり、雑菌など、赤ちゃんの肌の刺激になるものから守ってあげましょう。

帽子や手袋、ブランケットを上手に使い、なるべく肌を外気にさらさないようにするほか、ベビーカーや抱っこひもについているカバーを被せると紫外線を遮ることができますよ。

また、保湿剤は外の刺激から赤ちゃんの肌を守るバリアの役目をしてくれます。外気に触れやすい、顔や手足、首などは特に念入りに塗ってくださいね。

忘れやすいのが赤ちゃんの唇です。唇はミルクやよだれで汚れやすく、乾燥や荒れを起こしやすい部分です。天然成分で作られた赤ちゃん用のリップクリームも発売されているので、使ってみてくださいね。

入浴剤で入浴中も乾燥対策をしよう

入浴中は肌が乾燥しやすい

入浴中は肌が濡れて潤いがあるように見えますが、実は皮脂や水分が流出しています。特に、湯船に浸かっている間にふやけた肌は、皮脂膜が溶け、より乾燥しやすい状態です。

赤ちゃんを乾燥から守るためにお風呂上がりの保湿はもちろん大切ですが、できれば入浴中もケアしたほうがよいでしょう。

まずはお湯の温度を確認してみてください。赤ちゃんを肌の乾燥から守るには、38℃くらいのママにとっては「少しぬるいかな」と感じる程度がよいですよ。また、湯船に浸かっている時間が長いのも乾燥の原因となりますので、体が温まったら早めに出るようにしましょう。

さらに、保湿効果のある入浴剤の使用もおすすめです。この後、赤ちゃんに入浴剤を使う場合の注意点については後で詳しくご紹介します。

赤ちゃんにはいつから入浴剤を使えるのか

肌の乾燥対策や香りでリラックスするために入浴剤を使ったことのあるママは多いでしょう。しかし、デリケートな肌の赤ちゃんには使ってよいものなのかどうか迷いますよね。

入浴剤には「対象年齢0カ月」と記載されているものもあります。ただ、肌のバリア機能が弱く水道水でも肌の刺激となってしまう子もいますので、新生児の時期はすすぎのいらない沐浴剤を使うのがよいでしょう。入浴剤を使うのはママやパパと同じ湯船に入るようになったころ、早くても生後1~2カ月ころから試すようにしましょう。

入浴剤の種類によっては、保湿効果だけでなく、あせもや湿疹、肌荒れなどの予防成分が含まれているものもあるので、買う前に効能をチェックしてから選んでくださいね。

赤ちゃんに使う入浴剤選びで気をつける点

赤ちゃんに使う入浴剤は、肌に刺激となる成分が含まれていない赤ちゃん専用に作られたものが安心です。また、赤ちゃんは大人よりも匂いにも敏感なので、なるべく控えめな香りのものを選びましょう。

赤ちゃんの肌に優しい成分で作られているものなら、産後で敏感肌になったママの肌にも安心して使うことができますね。乾燥対策のために使うものなので、保湿効果も重視して選びましょう。

ただ、一度使ってみないと赤ちゃんの肌に合うかどうかは分かりませんよね。「天然成分由来だから安心して使える」「オーガニックだから肌に優しい」とは限りませんので、しっかりと肌の様子を確認しながら赤ちゃんの肌に合う入浴剤を見つけることが大切です。

まとめ

赤ちゃんの肌はみずみずしくて潤っているように見えますが、皮膚がとても薄くデリケートです。寒くて乾燥している冬は、特に乾燥による肌トラブルを起こしやすい季節ですので、ママやパパが守ってあげましょう。

赤ちゃんの肌を乾燥から守るために、保湿ケアはもちろん、赤ちゃんの肌に直接触る服やタオルも自然素材のものを選んであげるのもよいですね。

乾燥対策は風邪やインフルエンザを防いでくれることにもつながります。加湿器で赤ちゃんが過ごす部屋の環境を整え、寒い冬を乗り切りましょう。
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