幼児に遊びは大切!遊びの意義や種類、レク的遊びネタが満載のサイト
幼児にとって遊びとはどのような役割があるのか知っていますか?遊びを通じて身体能力や社会性の向上、自主性や創造性が育つといわれています。幼児の年齢や発達に合った遊び方を理解し、状況に応じて取り入れられると嬉しいですよね。ここでは、幼児の遊びの意義や種類などを紹介します。
幼児にとって遊びとは?遊びの意義
体を動かす楽しさ!体力や運動能力の向上
たとえばボール遊びです。これは手を動かす練習になり、自分で狙いを定めることや力の加減を学ぶことができます。またタイミングよく投げることも必要となってくるので、これらの動きから運動を調整する能力が発達します。
この運動調整能力は、今までにない動作を身につけるときに大切なものであり、怪我や事故を防ぐことにも繋がります。子どもとの生活に遊びをたくさん取りいれて、幼児期から運動調整能力を高めてあげてくださいね。
子ども同士の関わりが大切!社会性の向上
周りの友達に興味を持ち始めると、おままごとでもただママの真似をするのではなく、ママやパパなど様々な役割を演じることができるようになります。
その中で子ども同士のルールができたり、自分の気持ちを伝える場面も出てくるでしょう。周りの友達の意見を尊重したり、自分の主張を通したりすることで他人との関わり方を学ぶことができます。社会性を養うためにも、子ども同士の関わりは大切だといえるでしょう。
五感を刺激!自発性や創造性が育つ
粘土や砂遊びなど形が変化するものを使った遊びを取り入れてみてはどうでしょうか。これは自分で考えて形を作ることが求められるので、「何を作りたいのか」「どうやって作るのか」など自主性や創造性を養うことに繋がります。
また外遊びも五感を刺激する遊びの一つです。室内とは違った景色を見たり、実際に植物や動物を触ったり匂いをかいだりすることで脳の発達を促すことができます。遊びを通じて、子どもの自発性や創造性が育つようお手伝いができるといいですね。
どんなものがある?代表的な遊びの種類
遊びの基本!体を動かす運動遊び
1~2歳頃は自分で動けるようになり、行動範囲が少しずつ広がってきます。座ってキャッチボールをしたり、ゆっくりとしたペースで追いかけっこなどの遊びがおすすめです。
3~4歳頃は理解できる言葉も多くなり、簡単なルールを守れるようになります。向かい合いママの足に子どもの足を乗せて息を合わせて前に進む親子竹馬や、なわとびを使って綱渡りをするなどの遊びがおすすめです。
5~6歳頃は筋力が増えて、動作を組み合わせて動くことができるようになります。バスケットボールのようにドリブルしながら走ったり、手作りの凧あげなど工作と外遊びを組み合わせた遊びがおすすめです。
1人の世界を楽しむ、空想遊び
1人遊びをしている子どもの表情や内容を見てみると、何か考えていて真剣だったり楽しそうに遊んでいることが多いかと思われます。これは子どもの心の中でストーリーを考えながら遊んでいるからで、空想することを楽しんでいるのです。
平行遊びは2~3歳頃からみられ、年齢が上がるにつれて周りの子どもたちと関わるようになります。最初は不安かも知れませんが、子どもの空想の力を育てるためにも見守ってあげましょう。もしおもちゃを独占してしまっている場合は、集中力が切れた頃に声かけしてあげてくださいね。
他者との関わりを楽しむ、協同遊び
また友達と決められたルールを守ることや、おままごとで与えられた役割を演じることができるなど友達との関わり方が変わってきます。おままごとの中でリーダーの役割になる子も出てくるでしょう。
このように最初はママとばかり遊んでいても、成長するにつれてほかの友達と遊べるようになります。遊びを通じて、社会性や協調性、自主性を学ぶので、遊びは子どもにとって欠かせないものですね。