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聞き上手なママを目指したい!子どもの話に耳を傾けるポイントは

聞き上手なママを目指したい!子どもの話に耳を傾けるポイントは

「子どもの話をゆっくり聞けていない」と感じているママはいませんか?子どもの話を聞くことは子どもの心の成長にもつながりますが、忙しいママはじっくり聞けていない方も多いかもしれませんね。ここでは、子どもの話を聞くと子どもの心にはどんな変化があるのかや、話を聞くときの注意点などをご紹介します。

子どもの話を聞けない理由や要因とは?

起承転結がない内容をずっと話していて困る

「朝から夜まで、一緒にいるときはほとんど子どもが話している」「ずっと話しかけてきてうるさく感じてしまう」など、子どもがたくさん話しかけてきても、話を聞くのを楽しめていないママも多いのではないでしょうか。

子どもは言葉の成長が発達途中なので、子どもが一生懸命話していても「どういう意味?」「何が言いたいのか全然分からない」と、大人に比べると話していることが理解できないママもいますよね。理解できない話をずっと話し続けられると、どう反応してよいのか分からずに困ってしまう方もいるでしょう。

子どもは頭に思い浮かんだワードを急に話したり、同じ話を何度もしたりするため、円滑なコミュニケーションを取りたいと思う大人には聞くだけで疲れるのかもしれませんね。

色々なものに興味を示して「質問攻め」

赤ちゃんのころは「早く会話ができるようになりたい」と思っていたのに、子どもが話せるようになると「うるさいから静かにして」と子どものおしゃべりに疲れているママはたくさんいるでしょう。とくに、3~4歳ごろは色々なものに興味津々の時期なので「どうしてこうなるの?」「ママは何をしているの?」など、毎日たくさんの質問をするようになります。

子どもが色々なものに興味を示すことはよいことと分かっていても、毎日質問ばかりされると「ちょっと静かにして」「そんなのママだって分からない」とついイライラしてしまいますよね。

質問攻めも成長してくると収まってくるので、疲れているときはパパと交代しながらイライラせずに向き合いましょう。

聞きたい気持ちはあっても時間がない

時間や気持ちに余裕があるときは、子どもの話にも耳を傾けて「かわいいな」と幸せな気持ちになれるでしょう。しかし、家事や仕事などで毎日忙しいと、子どもに話かけられても「ちょっとあとにして」などと話を聞く余裕がないときもありますよね。

「子どもの話をゆっくり聞きたい」と思っていても、時間がなければ会話を楽しむ時間をつくるのが難しいでしょう。最近は共働き家庭も増えてきているため、忙しさから子どもの話を十分に聞けないことに悩んでいるママもたくさんいます。

忙しいママは寝る前やお風呂に入っている時間など、短い時間でもよいので子どもの話を聞くように心がけましょう。少しの時間でもママにじっくり話を聞いてもらえると、子どもは満足感を得られます。

話を聞いてもらえた子どもに起こる変化

愛情を感じて自己肯定感が高まる

パパやママが子どもの話を毎日しっかり聞いていると、話を聞いてもらった子どもにはどんな変化があるのか知りたい方も多いでしょう。パパやママに毎日話を聞いてもらっている子どもは、親から「愛されている」「大切にされている」と愛情を感じて自己肯定感が高まるといわれていますよ。

親とのコミュニケーションは会話やスキンシップをたっぷり取ることで、親子の信頼関係が深まります。子どもはパパやママが自分の心を理解してくれようとしてくれるだけで、心から安心して成長していけるでしょう。

自己肯定感が高い子どもは自分のことを愛することができるため、自信を持って日々を過ごしていく力があります。パパやママから愛情を注がれて育つと、思いやりの心も育まれますよ。

前向きにチャレンジする力がつく

パパやママは子どもに「何事にもチャレンジしてほしい」「つらいことがあっても前向きに考えて生きてほしい」など、子どもの幸せを常に願っていますよね。子どもが前向きな考えを持って様々なことにチャレンジしていけるように、まずは子どもの話に耳を傾けて子どもの自己肯定感を高める努力をしましょう。

先ほどご紹介したように、自己肯定感が高い子どもは自分に自信が持てるため、何事にも前向きに考える力を持つことができます。ポジティブな性格の子どもは色々なものに興味を持ち「やってみよう」「難しいけれど挑戦してみたい」など、難しいことにも強い心でチャレンジしていけます。

失敗を恐れずにチャレンジする精神を育むためにも、子どもとの会話を大切にしましょう。

物事を自分で考えられるようになる

子どもの話を「うんうん」と適当に聞き流していませんか?子どもはどんなに小さくても、パパとママと同じひとりの人間です。大人が「聞いているフリをしておこう」と適当に話を聞いていることに、子どもは気づいて寂しい思いをしているかもしれませんよ。

小さなころから自分の気持ちをパパやママにしっかり聞いてもらっていた子どもは、物事を自分で考えられるように成長します。「うんうん。じゃあどうしようか?」「あなたはどうしたい?」など、会話の中に質問を入れると、子どもは自分で考えて様々なことを自分で決められるようになるでしょう。

「こうしなさい」「それはダメ」などと口出しばかりするのではなく、子どもが自分で考えられるように会話を工夫してみてくださいね。

子育てコーチングでも「聞く」がポイント

子育てコーチングとはどういうものか

コーチングという言葉を聞いたことがあるママは多いかもしれませんね。スポーツの分野ではよく使われる言葉ですが、選手のよいところをコーチが見つけてさらに実力を伸ばしていく方法のことをいいます。

スポーツ界以外でも、最近では会社の人材教育や子どもの教育方法としてコーチングが活用されるようになりました。コーチングでは相手の話を聞くことを重要とされており、相手の目を見て気持ちに共感しながら話を聞くことで相手の精神面が安定し気持ちが前向きになるでしょう。

子育てコーチングでは、子どもの気持ちに寄り添って話を聞くことが大切です。日ごろから子どもに話しかけられたときは、一度手を止めて聞く態勢を整えてくださいね。
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