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聞き上手なママを目指したい!子どもの話に耳を傾けるポイントは

聞き上手なママを目指したい!子どもの話に耳を傾けるポイントは

話を聞いてたくさん質問する

子どもの話を聞くことで子どもの心は安心しますが、聞いているだけではなく会話から子どもの心が成長してくれると嬉しいですよね。子どもの自立心は2歳ごろからすくすくと成長していくので、子どもにたくさん質問して自立心を伸ばす工夫をしましょう。

たとえば「遊びたい」と子どもが言ったときも「これで遊ぼう」とママが決めるのではなく「何で遊びたい?」「お家で遊ぶ?それとも公園に行く?」など、子どもが考えて選択できる質問をすることがポイントです。日頃から子どもに質問をして子どもが選択する生活を送っていると、自立心が育って成長してからも色々なことを自分で考えて判断していけますよ。

ただ聞くだけではなく、ささいなことでもよいのでたくさん質問をしましょう。

自己肯定感が生まれ生き抜く力が身につく

人生は楽しいことばかりではなく、つらい出来事や悲しい気持ちになるときもありますよね。パパやママが色々な問題を乗り越えてきたように、子どもにもこれから乗り越えなくてはならない出来事がたくさん訪れるでしょう。

何か問題が起きたときに「もうダメ」「自分にはできない」と諦めてしまっては、夢や希望を持って豊かな人生を歩むのは難しいですよね。子育てコーチングで子どもの話をしっかり聞き、自分で問題を解決する手助けをし続けることで、子どもは自己肯定感が生まれて力強く生きていけますよ。

子どもが自立できるように小さなころから自分で考える癖をつけておくと、パパやママに頼らずに強く成長していってくれそうですね。

子どもの話を聞くときのポイント

一度手を止めてしっかりと向き合う

子どもはいつだってママに構ってほしいと思っています。「ママちょっとこっちきて」「ママ聞いて」など、お家でベッタリくっついてくる子どもにウンザリしている方もいるかもしれませんね。

しかし、子どもの世界にも悲しいことやつらいことがあるものです。お友だちと喧嘩をした、先生に怒られたなど、子どもなりに悩みを抱えているときは家事をしている手を止めて子どもの話を真剣に聞きましょう。

悩みを打ち明けるのは、いくらママであっても勇気がいりますよね。ママが真剣に聞いてくれていないと分かると、子どもは「どうせ誰も聞いてくれない」「自分はひとりぼっちだ」と自分の殻に閉じこもってしまいます。子どもが悩んでいるときは子どものことを最優先にして、しっかりと向き合ってくださいね。

子どもの気持ちに共感する

子どもに悩みを打ち明けられたときに「そんなことで悩まなくていいでしょう」「そんなので泣いていたらダメだよ」などと子どもの気持ちを否定するような言葉を発していませんか?勇気を出して悩みを話したのに、ママから笑われたり気持ちを分かってもらえなかったりすると悲しい思いをしますよね。

子どもは、話したときに気持ちに共感してもらうことで精神面が安定します。「それくらいのことで悩まなくても」と大人は思ってしまいますが、子どもにとっては大きな悩みなのです。子どもの気持ちに寄り添って聞きましょう。

「うんうん。それはつらいね」「やりたくないよね。遊びたいね」など、気持ちに共感するだけで子どもの心は満たされて落ち着きますよ。

オウム返しで聞き返してみる

会話をオウム返しして聞き返すことは、子どもとのコミュニケーションにとって大切なことです。たとえば「今日は保育園で◯◯ちゃんとケンカして嫌だった」と子どもが話したときは「保育園で◯◯ちゃんとケンカしたんだ。悲しかったの?」などとオウム返しをしてみてください。

パパやママがオウム返しをすることで、子どもは「パパがしっかり話を聞いてくれた」「ママが自分の気持ちを理解してくれた」と安心感を得られます。不安な気持ちになっているときは、誰だって自分の気持ちを理解して寄り添ってほしいものですよね。

子どももパパやママに悩みを解決してほしいのではなく、気持ちに寄り添ってほしいと感じている可能性があるので、オウム返しを会話に入れながら優しく接しましょう。

子どもの話を聞くときに注意したいこと

子どもの意見を否定しない

パパやママに「もっと話したい」「悲しいことがあったときもママに話を聞いてほしい」と子どもに思ってもらうには、話の聞き方に注意をすることが必要です。

大人でも同じですが「気持ちを分かってほしい」「共感してほしい」と思って話をすることは多いですよね。「共感してほしい」と思って話をしているときに「それはダメでしょう」「あなたは間違っている」などと否定されると、話をするのがストレスになりませんか?

子どもの話を上手に聞くためには、子どもの意見を否定しないことが重要です。「それは間違っている」と思っても「そういう考えもあるんだね。じゃあどうしていくといいと思う?」などと、子どもの意見を一度受け止めてから会話をしていきましょう。

話の途中で割り込まない

子どもによっては同じ話を何回も話したり、ダラダラと話し続けたりする子もいますよね。なかなか終わらない子どもの話にイライラして「◯◯ってこと?」「それはこうでしょう?」などと、話の途中で割り込んでいるママもたくさんいるでしょう。

話の途中で割り込みをされると、話しているほうは最後まで話せなかったことをストレスに感じます。話す相手が気持ちよく話せるように、聞く側も話を最後までしっかり聞きましょう。また、ママが誰かと話しているときに子どもが割り込んできた場合は「今はパパと話しているから少し待っててね」と優しく伝えるとよいですよ。

親子の会話でも相手のことを尊重しながら会話をしていき、マナーを守ることも大切です。

聞くことが難しい場合は次の約束を決める

毎日忙しく過ごしているママの中には「子どもに話しかけられても、どうしても聞けない時間がある」「時間に追われているときは話を聞くのが難しい」と感じている方もいますよね。聞くことが難しいときは「あとにして」と適当に先延ばしにするのではなく、話を聞く時間をつくる約束をしましょう。

「あとにして」と言われると、次いつ話を聞いてもらえるのか分からず不安な気持ちになりますよね。しかし「お風呂の時間にゆっくり話を聞くからね」「寝る前に話してもらってもいい?」など、約束をしておくと「その時間になったらママに聞いてもらえる」と子どもは安心することができますよ。

重要な話のときはとくに、ゆっくり話を聞く時間をつくって子どもと向き合いましょう。
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