兼業主婦が感じる家事のつらさ!心や体の負担を減らすためのコツ
兼業主婦の悩みは「毎日忙しくて家事まで手が回らない」「パパが全然手伝ってくれない」といったところではないでしょうか。同じような境遇なのに、仕事も家事もうまくこなせているママを見ると何か参考にしたいですよね。ここでは、兼業主婦の負担を減らすポイントをご紹介します。
「忙しくて家事ができない」兼業主婦の悩み
兼業主婦の家事スケジュール
【3歳の子どものママ】
4:30 起床
5:00 自分の時間
5:30 食器の後片づけ、朝ごはんの準備、洗濯
7:00 子どもとパパの朝ごはん
8:00 保育園登園
9:00 出勤
17:30 退社、保育園お迎え
18:30 帰宅、夕ごはんの準備
19:00 子どもと夕ごはん
20:00 パパ帰宅、みんなでお風呂
21:30 子どもの寝かしつけ、パパとおしゃべり
22:30 就寝
多少時間に差があっても大体似たような感じのスケジュールではないでしょうか。
家事を年収に換算すると200万円以上
家事を仕事と考えて年収に換算すると200万円以上になるといわれています。仕事をして200万円以上稼ごうと思うとけっこう大変ですよね。それを普段の仕事にプラスして、家に帰ってからもこなしているのだと考えると疲れるのも当然なのかもしれません。とある調査によると、子育て家庭のママがしている家事を年収に換算すると500万円以上という結果も出ているようです。
特に重労働となるのは、献立を考えることから後片づけまでを含めた夕ごはんで、家事をする時間の中でも多くの割合を占めています。
完璧を求めないことが大切
しかし、完璧を求めず何か省けば少しは時間に余裕が生まれます。例えば「仕事の日は掃除をしない」「週に一度は何も家事をしない日にする」「部屋が散らかっていても気にしない」など、毎日する必要のないことは後回しにしましょう。
限られた短い時間の中ですべてを完璧にするには、要領がよくても難しく「何のために働いているのだろう」とまで考えてしまうものです。完璧にするよりも、家族で過ごす時間、子どもと一緒に過ごす時間を大切にしましょう。
パパとの家事分担が兼業主婦の負担を減らす
共働きでも家事をしないパパは多い
「食器ぐらい洗ってくれればいいのに」「スマホをいじっているぐらいだったら掃除してよ」「休日でもゴロゴロして過ごしている」など、不満に思うことがありますよね。「昔から家事をするのはママの役目」のような考えがあるからなのかもしれません。
また、パパには「俺のほうが稼いでいる」「ママのほうが帰ってくるの早いよね」という考えを持つ方が多いようです。
共働きが当たり前だといわれる時代、家事も分担するのが当たり前になってほしいものですね。
やってほしいことは口に出して伝えよう
たとえば、ママが忙しそうに子どもや赤ちゃんのお世話をしながら合間に洗濯や料理をしている姿を見ても、パパは「ママ、忙しそうにしているな」と思うだけかもしれません。手伝ってくれることを期待しても「これならできる」という選択肢を持っていないパパが多いです。
「言ってくれないとわからない」「言ってくれれば手伝うのに」と思っているパパもいるかもしれません。「テーブルの上を片づけてほしいな」「お風呂にお湯を溜めてくれない?」など、やってほしいことを具体的に伝えましょう。
せめて自分のことだけでもやってもらおう
こういったちょっとしたことまでお世話しているとママの負担が増えるばかりです。パパが自分でできることはやってもらいましょう。
よく耳にするケースは「仕事でパパの帰りが遅いときは、自分で料理を温めて食器の後片づけもやってもらう」ということです。パパの帰りが遅いため、ママと子どもは先に食べているという家庭は多いのではないでしょうか。夕ごはんを作っているので、それぐらいのことは自分でやってもらってもよいですよね。
頼れるものは積極的に取り入れよう
お助け家電はママの味方
たとえば、食洗機はいかがでしょうか。毎日の食器洗いはけっこう大変ですよね。放置すると汚れが落ちにくくなったり嫌な臭いが出たりするので、あまり後回しにはできません。朝仕事に行く前と夜寝る前にセットしておけば、いつでもきれいな食器を使うことができます。
ほかにも、ロボット掃除機や洗濯乾燥機、電気調理鍋、布団乾燥機、スチームアイロンなど、ママの負担を軽くする便利な家電がたくさんあります。友人ママは洗濯乾燥機を買ってから大分楽になったと言っていましたよ。時間のかかる家事は家電に任せてみるのもよいですね。