1歳の子どもと積み木で遊ぼう!積み木の知育効果や遊び方のヒント
遊び方が無限に広がる奥が深い積み木の種類
なんでも作れるオーソドックスな白木
積み木と聞くと、軽くて優しい印象の「白木の積み木」を思い浮かべる方が多いと思います。日本では一番オーソドックスな積み木の種類です。何年も遊んでいるうちに段々と白木の色が変わっていくのも、愛着を感じさせてくれますね。
昔から人気のオーソドックスな白木の積み木は、「色にこだわることなく、なんでも作れる」というメリットがありますよ。
また最近では白木の積み木でも、パステルカラーや子どもの目を引く赤や青といった原色を使用したタイプも多く販売されているので、カラーつきかナチュラルな白木にするかを選択できるようになっています。
安全面と防音に配慮するなら布製やコルク製
特に赤ちゃんのうちは、積み木を舐めたり噛んだりすることもありますから、ケガをしないように布製やゴム製、国産のお米が原料の積み木も人気があります。
先輩ママの声には、「布製やゴム製の積み木は、汚れてきたと思ったら洗えるから衛生面で安心」「コルク製やゴム製、布製の積み木は、落としても転がしても音が静かで、子どもが遊びたいときにいつでも遊ばせてあげられてよかった」というものがありました。
赤ちゃんのうちは、安全面に考慮した素材の積み木もおすすめですよ。
遊ばないときは飾ってもオシャレな積み木
例えば、立方体に切り込みを入れたリボンのような形状のものや、ゾウやワニ、リス、イヌ、ネコなどのお馴染みの動物の形のものなどがあります。このような積み木は物や動物の名前を覚えるのにも最適ですし、インテリアにもなるので一石二鳥です。
原色の積み木を積み上げてから飾るのもよいですが、もともと形になっているものもよいですね。近年は各メーカーから趣向を凝らした積み木がたくさん販売されています。収納が少ない家庭や、子どもが遊ばなくなった後のことを考えると、オシャレな積み木もおすすめですよ。
意外と知らない!積み木のお手入れ法
積み木のお手入れの基本
積み木のお手入れの基本は乾拭きです。水拭きはひび割れや変形の原因にもなります。どうしてもべたつきが気になる場合は、固く絞った雑巾で拭いてから、仕上げに乾拭きをしましょう。
子どもが遊んだ後に毎回する必要はありませんが、よだれがついたり、濡れてしまったりしたときは片づける前に乾拭きをした方がよいです。また、ささくれが気になるときには目の細かいやすりを使うときれいになりますよ。
カビの予防法と生えたときの対処法
積み木は風通しのよいところで保管するようにしましょう。前述のように、湿気は積み木の敵ですので、よだれなどで濡れたまま片づけないように気をつけてくださいね。おもちゃ箱は通気性のよい素材のものや通気孔があるものがおすすめです。
もしカビが生えてしまったときは消毒液をしみこませたティッシュやガーゼで拭き取ります。頑固なカビはカビ取り剤を使用して落とします。その後、日陰干しをし、最後にやすりで磨き上げます。カビが落ちなかった場合はもったいないですが、使用は避けた方がよいでしょう。
定期的なメンテナンスで長持ちさせよう
塗装がされていない積み木は手垢や汗によって黒ずんでしまうこともあります。購入時と色が少し変わってきたと感じたら、やすりで磨きます。塗装されている積み木は色がはげてしまうこともあるので、この方法は避けましょう。
また、積み木が乾燥するとひび割れやささくれができやすくなってしまいます。定期的にガーゼなどの柔らかい布にオリーブオイルを染み込ませて拭き、積み木に潤いを与えましょう。乾燥させる際には直射日光は避けるようにしてくださいね。
まとめ
3歳ごろになると調整力も広がり、ほかのおもちゃと一緒に組み合わせたり、土台にしたりと遊び方が発展します。この時期には4~3.5cm基尺、50ピース以上の積み木がおすすめです。
積み木の買い足しをする場合は、基尺を揃えてあげると新旧の積み木を組み合わせて遊べます。
親子で積み木遊びを楽しみましょう。