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子育て世代に人気のフラット35!メリットとデメリットを検証しよう

子育て世代に人気のフラット35!メリットとデメリットを検証しよう

借りるための審査がありお金もかかる

フラット35の審査は物件が中心になります。例えば対象住宅は以下の基準を満たす必要があるのです。

・住宅金融支援機構の技術基準に適合する新築または中古住宅
・床面積が一戸建て70平方メートル、マンションの場合は30平方メートル以上
・購入金額(建築金額)が消費税を含め1億円以下の新築・中古住宅

また、物件検査のための書類を用意する必要があり、手間と費用が発生します。設計検査、中間現場検査、竣工現場検査などを行う必要もあるのです。

このように、物件選びの段階で制約がかかること、物件検査の手続きや費用がかかってしまうことを知って、十分に調査や準備をしておきましょう。住宅ローン以外のローンを組んでいると、審査通過が不利になるので注意してください。

民間ローンだと無料が多い団信が有料

民間ローンだと団信は無料のことが多いのですが、フラット35の場合は有料です。

フラット35では団信への加入は任意ですが、加入する場合は特約料が必要になり、その分負担が大きくなることを覚えておきましょう。例えば3,000万円借り入れると、初期は年間で10万円以上の支払いが発生します。総額で200万円ほどの負担になりますが、住宅ローンの負担よりは少ない金額なのです。特約料の支払いは、年払いで毎年1回になります。

加入は任意です。しかし加入しない場合、債務者が死亡したり返済できなくなったりしたら、遺族が住宅ローンの返済を続けることになります。万が一のときに遺族が返済できるか?ということもよく考えて、加入を検討しましょう。

まとめ

子育て世代に人気なフラット35。変動ローンにも固定のフラット35にも、それぞれ長所と短所があります。

また、マイホームの計画は楽しいものですが、現実をしっかりと見て資金計画や返済計画をプランニングすることは、本当に大事です。計画をおろそかにして、後で苦しい状況になることは避けたいですよね。

ぜひ自分たちの家族に合っているかどうか、慎重に考えて検討してみてください。面倒ですが、一度しっかりと考えてみることで、自分たちの状況やライフプランに合ったローンを見つけられることでしょう。
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