女の子パパに贈る育児の心得!娘と仲よし親子でいるための方法
女の子は男の子よりも子育てが簡単だという話はよく聞きますが、パパにとってはそうとも限りません。異性だからこそわからないことばかりで、女の子の育て方に悩んでいるパパも多いようです。そこで、女の子がいるパパの育児の難しさと、娘と仲よし親子でいるための方法についてご紹介します。
女の子パパが感じる育児の難しさとは
異性だから娘の成長段階を理解しにくい
幼いころは仕事から帰ってくると無邪気に抱きついてきた娘も、いつの間にか甘えてくる回数が減って娘との距離を感じたりします。娘に関わろうとすればするほど不機嫌な態度をとられるのは、パパにとって悲しいですよね。
自分の娘とはいえ、異性であることは子育てをしていく上でパパが戸惑うことは多いようです。自分が成長してきた様子を振り返って考えてみても、なぜ急に不機嫌な態度をするのか理解することは難しいようですね。
娘がパパとの距離を取るようになるのは、自我が芽生えてきた証拠です。異性である父親を意識するのは、自然なことです。
泣かれると叱れずに甘やかしてしまう
子どもを可愛いがることは、親として当たり前のことです。我が子にたくさんの愛情を注いであげたいという親の思いは、子育ての基本であるといえるでしょう。
特に、6歳ころまでは我が子とたくさん触れ合うことが大切です。このような親からの惜しみない愛情により自分は愛されていることを実感し、自尊感情が高まっていきます。
一方、我が子が可愛いからといって叱らないでいると、思春期になってからの子育てが難しくなってしまいます。いけないことをしたときにきちんと叱ることで、思春期の子育ては楽になるでしょう。
「パパ嫌い」といわれてショック!
このころの女の子がよく口にする言葉が「パパ嫌い!」です。可愛い娘から嫌いといわれたパパのショックは、計り知れないものがあることでしょう。
娘が行きたい場所に行けなくなったときに「パパ嫌い!」といわれたり、寝かしつけようと声をかけたら「パパはあっちに行って!」といわれたりします。
女の子が「パパ嫌い!」というのは、パパを異性として意識して少し距離を置こうとするからのようです。決してパパのことが嫌いになったわけではなく、パパへの愛情の裏返しであるので、あまり心配しないでくださいね。
女の子に好かれるパパの共通点とは?
パパとママの仲がよい
子どもにとってのママは、お腹の中にいるときから常に近くにいる存在です。自分のために親身になって世話をしてくれるママは、何よりも大切だと感じています。
子どもは、常にママの見方です。大好きなママに対して、もしもパパが冷たい態度で接したり乱暴な言葉を投げかけたりしたら、子どもはパパのことが嫌いになってしまいます。
女の子に好かれるパパになるには、いつまでもママと仲よしでいることが一番の近道です。子どもが生まれると「パパとママ」の関係がどうしても大きくなってしまいますが、ママへの愛情を言葉や行動でしっかり伝えましょう。
聞き上手でベタベタしすぎない
女の子の多くが、その日にあった保育園や幼稚園での出来事を一生懸命に話そうとします。たとえ仕事で疲れていても頷きながら話を聞いてくれるパパであれば、娘はうれしくなってパパのことが大好きになることでしょう。
それでも、干渉のしすぎは、娘から嫌われる原因になってしまいます。可愛い娘に多くの愛情を注ぐことは決して悪いことではありませんが、パパの押しつけは娘にとって迷惑なことです。ベタベタのしすぎには、注意をしましょう。
女の子の好きな遊びにも付き合う
女の子の好きな遊びといえば、お人形遊びやおままごとが浮かびます。これらの遊びを我が子と心から楽しむことができるパパであればいよいのですが、我慢して遊んでもおもしろくないという気持ちが子どもに伝わってしまいます。
そのようなパパへのおすすめが、娘との散歩です。途中に咲いている花を摘んだり、ドングリを拾い集めたりする遊びが女の子は大好きです。また、広い芝生の広場で肩車をしてあげれば、女の子でも大喜びをするはずです。
女の子育児でパパに心がけてほしいこと
ママが尊重されているかを子どもは見ている
子どもは、パパがママのことを大切にしているかどうかをよく見ています。夫婦げんかをしてパパがママのことを怒鳴ったりすれば、子どもはいたたまれない気持ちになってしまいます。
夫婦が円満であることが、子育てにとって何よりも大切です。パパがママを大切にしている家庭で育った子どもほど、パパのことを好きになるという傾向があるともいわれています。
女の子がいるパパであれば父親としての役割を自覚し、ママを尊重するかっこいいパパでいてくださいね。