三姉妹でもこんなに違うのはなぜ?それぞれの性格傾向と関わりのコツ
親しい友人や知り合いの中でも「なんだかあの人長女っぽいな?」など思ったことはないでしょうか。三姉妹を育てていると、やはりそれぞれに個性があって面白いと感じるようです。本当に三姉妹の順番によって性格の傾向があるのでしょうか。三姉妹ママの経験から紐解いていきましょう。
三姉妹の子育てをしていてママが感じること
3人ともそれぞれ性格がまったく違う
三姉妹であっても、性格はそれぞれ違います。しばしば長女は「おおらかで優しい」、次女は「自己中心的でひねくれもの」、三女は「世渡り上手で甘えん坊」などといわれることもありますが、必ずしもそうではないことの方が多いのではないでしょうか。
この法則に当てはめるとちょっと次女の分が悪いのも気になります。三姉妹の真ん中であっても素直で周りの状況を見極める術を持った人はきっといるはずです。傾向はあるかもしれませんが、決めつけない方がよいかもしれませんね。
分け隔てなく平等に育てるのが難しい
そういえば、上の子ばかり、下の子ばかり叱ってしまう、甘やかしてしまうということがあるのではないでしょうか。ママは分け隔てなく接するように心がけていても、子ども側からは敏感に扱いの差を感じているかもしれません。
ある日突然「お姉ちゃんばかりに優しい!」と下の子に叫ばれてハッとしたママもいるようです。ママの中に「お姉ちゃんだから」「末っ子だから」という気持ちがあると、知らず知らずのうちに態度に出てしまうのかもしれませんね。
お互いにヤキモチを焼くことが多い
兄弟姉妹は何人であっても上の子は写真がいっぱいあり、服もおもちゃもいつも新しい物を買ってもらえるので下の子からは羨ましがられることが多くあります。
しかし、姉からすると下の子たちは甘やかされて自由だと羨んでいる場合も多いのです。それぞれの立場からお互いにヤキモチを焼いていますが、生まれた順番は変えられないのでなかなか分かり合うことはできないでしょう。
三姉妹それぞれの特徴や性格傾向を知ろう
長女は期待や注目を浴びる分ストレスも高い
しかし、それは周りがそう期待していることを理解しつつの行動なので、実は我慢していたりストレスを感じていたりすることもあります。本当は甘えたいのに自ら「お姉ちゃんだから」と自分を律してしまうところがあるのかもしれませんね。妹たちに対しては、正直邪魔だと思っている部分が無きにしもあらず。純粋な部分があり、妹たちにやり込められてしまうこともあります。
大人にあまり甘えられない分、夢見がちな部分を持っているのも特徴の一つです。実生活では現実的ですが、その胸の中では王子様や妖精など夢の世界が広がっていることも多いようです。
次女は負けず嫌いで寂しがり屋の傾向がある
妹に勝つのは当たり前、長女にも勝ちたいと思っているので負けず嫌いで度胸もあります。同時に、親からあまり注目されなかったこともあり、寂しがり屋であることも多いようです。普段は頑固な部分も持っていますが、ふとした瞬間に寂しがり屋の面が出てしまうのが特徴です。
三女は愛されキャラで甘えるのが上手
家族の中でも周りはみんな年上なので、大人になっても年上の人といる方が落ち着く傾向にあるようです。子どものころからどうやったら大人に好かれるかをよく心得ていて、どこに行っても愛嬌がよく愛されキャラを確立していきます。
年上の人に甘えるのが得意なので、この部分も姉から羨ましがられるポイントになります。ただ、物に関してはいつも姉のお下がりが多いので、自分だけの特別なものを集めたり欲しがったりすることも多いようです。