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九州で子宝祈願が有名な神社!参拝マナーや方法を確認しよう

九州で子宝祈願が有名な神社!参拝マナーや方法を確認しよう

赤ちゃんが欲しいという願いだけではなく、安産や子どもの健やかな成長を祈願できる子宝神社は、日本各地にたくさんあります。九州で子宝祈願するとしたらどこに行けばよいのでしょうか。今回は九州にある子宝祈願が有名な神社と、神社の参拝マナーや方法を紹介します。

福岡県内の子宝祈願で有名な神社

久留米市の「水天宮 総本宮」

福岡県久留米市にある「水天宮 総本宮」は、日本全国にある水天宮の大元となる神社です。安産祈願の神社として有名ですが、子授けの効果もあるといわれています。

祀られているのは天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)と、壇ノ浦の戦いで入水した安徳天皇と母の高倉平中宮(平徳子)、祖母である二位の尼(平時子)の四柱です。

天御中主神は「万物の創造を司る神」「すべての神の始祖」といわれており、農業や漁業など命に関わる神とされています。妊娠出産という「命の誕生」を祈願するのに最適といえますね。

また、願掛けをしてから水と一緒に飲みこむと願いが叶うといわれている護符入りの「子授守」や、お腹を撫でると子宝安産にご利益があるといわれている「撫で狛犬」もあります。

子授け祈祷をお願いできる「宇美八幡宮」

戌の日に安産を祈願して腹帯を巻くという風習があります。これは第14代天皇の妻、神功皇后(じんぐうこうごう)が妊娠中に腹帯を巻いて出兵したあと安産で出産したという逸話にあやかったものです。

福岡県糟屋郡宇美町にある「宇美八幡宮」は神功皇后が子どもを産んだ場所に建てられた神社で、鎌倉時代初期から「安産の神」として信仰されるようになりました。

境内には神功皇后が出産のときにすがりついたといわれる「子安の木」や、産湯に使ったといわれる「産湯の水」、安産祈願を終えたあとお守として持ち帰る「子安の石」があります。

本来は「安産と育児の神社」ですが子授け祈願をお願いすることも可能ですので、一度問い合わせてみるとよいでしょう。

夫婦銀杏が有名な「日吉神社 産霊宮」

「日吉神社」は、子宝に恵まれない夫婦が「銀杏の実を毎日3粒食べなさい」というご神託を授かり、そのとおりにしたところ翌年には子宝に恵まれたという逸話がある「夫婦銀杏」で有名な神社です。

また、境内には女性の縁結びと子宝安産守護にご利益がある「産霊宮(うみのみや)」があります。産霊宮と夫婦銀杏の両方を参拝すればたくさんご利益をもらえそうですね。

滋賀県大津市を本宮とする日吉神社の分社は日本全国にありますが、愛知県清須市の日吉神社は豊臣秀吉の母が祈願して子どもを授かった神社です。日吉神社は昔から子宝祈願で有名だったといえそうです。

水天宮から車で10分程度の場所にあるので、水天宮と日吉神社を合わせた「子宝神社巡り」をしてもよいですね。

ほかの地域の子宝祈願で有名な神社とは

美しい景色も魅力の宮崎「鵜戸神宮」

日向灘に面した断崖にある大きな洞窟のなかに本殿を構える「鵜戸神宮」は、鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)を主祭神とする神社です。

ウガヤフキアエズとは「鵜の羽をかやとして産屋の屋根をふいていたが、ふき合わせる前に生まれた」ということからついたとされています。今でいう「スピード出産」で生まれた神様ということですね。

本殿は主祭神が生まれた場所にあるほか、主祭神の母である豊玉姫が乳房をくっつけたところ、母乳が滴るようになったという「お乳岩」があることから、縁結びや子授け、安産などのご利益があるといわれています。

断崖の中腹にある神社周囲の風景はまさに絶景です。美しい景色を堪能しに観光がてらお参りするのもよいですね。

産み分けも願える熊本「乙姫子安河原観音」

熊本市から阿蘇へ行く途中にある「乙姫子安河原観音」は、神功皇后が出兵の前にお腹の赤ちゃんの無事と安産を祈願したと伝えられる場所です。

女性の形をした天然石の観音様がご神体で、河原の石を持ち帰って股間に挟むと子宝に恵まれるといわれています。持ち帰る石の色が黒なら男の子、赤なら女の子に恵まれるといわれていますよ。

子宝だけではなく産み分けも願える乙姫子安河原観音のご利益は有名で、日本国内だけではなく海外から参拝に訪れる人もいるそうです。子授けの御守も赤ちゃんの性別で色分けされています。

河原に行く道は足元がよくないので参拝は歩きやすい靴で行きましょう。また、暗くなると転倒しやすく、石を探しにくくなるので早めの参拝がおすすめです。

地元の人に愛されている長崎「緑岡神社」

長崎県平戸市にある「緑岡神社」は子宝スポットとして知られる小さな神社で、地元の人からは「産神の牟田様」と呼ばれて親しまれています。

境内には男性のシンボルの形をした大小の道祖神がたくさん祀られており、御守と道祖神を持ち帰ると子宝に恵まれるそうです。ご利益が強いといわれており、子宝祈願を希望する人が全国から訪れています。

道祖神は災厄が入らないよう道を守ったり、村の子孫繁栄を願う民間信仰の神です。なかでも、男性のシンボルの形をしている道祖神は「性の神」として信仰されており、五穀豊穣のほか、夫婦和合や子孫繁栄、縁結びなどのご利益があるとされています。

小さな神社なので探すのが少し大変ですが、自然に囲まれて癒されたいときにも最適です。
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