働き方改革でなにが変わるの?仕事と育児の両立を目指すママたちへ
今、日本の人口は減少しつづけ、働き手の数も不足してきています。そこで日本では、「働き方改革」を来年から施行することが決定しています。これにより、働くママの働き方や労働環境が大きく変わるようです。そこで今回は働き方改革が施行されると、働くママにどのような変化があるのか、具体例を交えて解説します。
来年から施行される働き方改革の基礎知識
まずは働き方改革とはなにかを知ろう
つまり働き方改革とは、少子高齢化を解消し、国の働き手を増やすために、日本国民全員が働きやすいような環境を整える政策のようです。
子育てや介護などの両立、副業・兼業のなど、多様な働き方ができるようにしたり、長時間労働の是正をしたり、正規、不正規雇用関係なく同一労働同一賃金にするなど、様々な処遇に置かれた人がより働きやすくなるようです。
今働いているママも、これから働き始めようと思っているママも、仕事と育児を両立させるために必要な政策です。
どうして働き方改革が必要になったの?
1.労働人口の減少
日本の人口減少により、労働人口も減少してきています。今後も人口の減少は避けられず、危機的状況にあります。
2.長時間労働
労働基準法では1日の勤務時間に規定を設けていますが、実際にはみなし残業代が給与に含まれているなど、様々な方法で長時間労働が可能となっています。
3.少子高齢化
高齢者の人口が多くなる一方で、さらに女性の社会進出で晩婚化・晩産化が増え、出産率が低下しています。
4.労働生産性
労働者が1人であるいは1時間で生み出す成果を指標にしたものを「労働生産性」といいます。これが日本では世界に比べ低いのです。
育児中のママに働き方改革が求められる理由
在職中の女性の約6割が出産後も働きたいと思っていますが、いまだに待機児童問題は解消されていません。そのためか、第一子出産後に退職する女性は在職中妊婦の約4割にのぼるそうです。
これは、仕事をしたい意思はあるのに、実際は育児と仕事を両立することが困難であったことが想像できます。これでは、女性の社会進出はおろか、出生率の低下につながり、日本の人口減少を食い止めることは難しいでしょう。
この問題こそが育児中のママにとって、働き方改革が求められる最大の理由のようです。
育休の見直しなどでママが働きやすくなる
条件付きで最大2年まで延長された育休期間
しかし、2017年10月以降からは育休期間を1年6カ月間まで延長しても、入所できる保育所が見つからなかった場合は、再度申請することで最長2年間まで延長することができるようになりました。
この育休期間の改正は、出産後の離職率を抑えるために行われました。これは育休が明けて仕事復帰するママにとっては嬉しいことですが、両手を挙げて喜べる状況ではないようです。
いくら育休期間が延長されたとしても、保育所などの子どもの預け先が見つからないことには、復帰は難しいためです。待機児童問題の解消が急がれています。
時短勤務制度の導入で無理なく働ける
例えば9:00~18:00の8時間勤務(内休憩1時間)をしていた場合、時短勤務制度を使うと、9:00~16:00の6時間勤務になるということです。これは大企業に限らず、2012年には従業員数が100人以下の企業でも義務化されています。
この制度を利用すれば、保育園や幼稚園の保育時間内に仕事を切り上げることができ、無理なく働くことができますね。働き方改革により、3歳以降の児童も対象とする企業も多くなるとよいですね。
今後の普及に期待したいテレワーク
自由に働く場所を選ぶことができるため、通勤時間と通勤に要するエネルギーを節約するこができます。節約した時間を使って家事をしたり、家族との時間を作ったりすることができるため、働くママたちに注目されている働き方の一つです。
例えば育休後の復帰の際に、週3日は出社し、残りの2日は在宅でテレワークをするママもいるようです。ママも子ども復帰後の環境の変化に慣れるまで、このような働き方ができると嬉しいですね。
働き方改革はテレワークを推進しています。テレワークの普及は、女性の社会進出の鍵といえそうです。