共働きの夜泣き対応は夫婦で乗り切る!ママに集中する負担の分散方法
近年は子どもの誕生後も夫婦共働きで奮闘する家庭が増えています。長い場合には2歳頃まで続く夜泣きはワーママにとって試練の一つ。共働きなのだから、パパにも協力して欲しい!と感じていても実際の夜泣き対応はママ中心になりがちです。そこで、ママに負担が集中しやすい理由と夫婦で乗り切るヒントを紹介します。
夜泣き対応がママ中心になる理由
ママには夜泣き対応ホルモンが出ている
「赤ちゃんが夜泣きしたとき、いつも私ばかり対応していて辛い」というママは多いですが、女性は妊娠した頃から夜泣きにすぐに対応できるようなホルモンがでているといわれています。ホルモンがでていることによって、寝ていてもすぐに赤ちゃんの泣き声に反応できるのですね。
男性にはそのようなホルモンはでないので、赤ちゃんの泣き声に敏感に反応することができません。「なんで起きてくれないの」とイライラするのではなく、「男性だからしょうがない」とあきらめることも大切でしょう。
夜泣きでママだけが起きるのは覚悟の差
夜泣きでママだけが起きて対応しているのは、ママとパパの覚悟の差も大きいのではないでしょうか。ママは赤ちゃんが泣いているとき「この子のお世話をしてあげないと、この子はどうなってしまうのだろう」と常に赤ちゃんのことを想い、気を張っています。
しかし、パパは赤ちゃんの夜泣きに気づいていても「ママがいるから任せておけばいい」「ママが泣き止ませてくれる」など、ママに任せて知らないフリをしている方も多いのです。
パパは何をしたらいいかわからない
前述したようにママとパパでは育児に対する覚悟の差があります。ママは赤ちゃんの泣き声で「お腹が空いてる」「抱っこしてほしいんだ」など、赤ちゃんの気持ちを理解し対応することができますよね。しかし赤ちゃんが泣いているとき、どのように対応してあげるとよいのか分からないパパが多いのです。
パパは赤ちゃんが夜泣きしていても「なんで泣いているの?」と理由が分からないので、何をすればよいのか分からずママに任せてしまっているのかもしれません。
パパとの協力体制で夜泣きを乗り切る方法
夜泣きはママで朝の家事をパパにお願いする
友人の話では、仕事復帰前は赤ちゃんが夜泣きをしてもお昼寝ができるので、ママが育児と家事をほとんど1人でこなしていたそうです。しかし、仕事復帰してからは夜泣きで寝不足が続き、朝起きるのが辛かったと話してくれました。
ママ1人での育児と家事に限界を感じ、パパに朝の家事をしてもらえないかお願いしたところ、快く協力してくれたといいます。パパの協力のおかげで夜泣きにイライラすることなく対応できているそうですよ。
1日おきや曜日で分担してみる
ママが夜泣き対応で体調不良にならないためにも、夜泣き対応はパパと協力して1日おきや、曜日で分担してみるとよいですよ。子育ては1人ではこなすことができないので、パパも頑張って赤ちゃんと向き合いましょう。
分担し始めの頃は、パパもどうしてよいか分からないので「ママ助けて」と、ママを起こすこともあるかもしれませんが、何回かすると夜泣きしたときの赤ちゃんとの接し方にも慣れてきます。ママも心配しすぎずにパパに任せてゆっくり睡眠をとることが大切ですよ。
担当する時間を決めてみる
先輩ママの話では、赤ちゃんが眠りにつくまでに毎日何時間も泣き続けるので、1人でずっと対応していると体力的にも精神的にも辛いそうです。そこで、パパと担当する時間を決めて交代するようにしたと話してくれました。
担当する時間を決めることで毎日何時間かは睡眠がとれるので、お互い仕事にも影響が少なく済みそうですよね。
パパの帰りが遅い平日をママが乗り切るコツ
土日の休みはパパに頑張ってもらう
友人の話では、平日はパパの帰りが23時頃になるため、仕事から帰ってくると1人で育児をこなしているそうです。赤ちゃんは夜泣きがあり1人で乗り切るのはとても大変だそうですが、その分パパが休みの日はパパが中心に育児や家事を頑張ってくれるので、仕事終わりも育児を頑張れると話してくれました。
土日はパパも休憩したいとは思いますが、ママのために育児や家事に協力しましょう。