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テレワークにはどんな職種があるの?子育てママが働きやすい仕事とは

テレワークにはどんな職種があるの?子育てママが働きやすい仕事とは

最近は「テレワーク」という言葉をよく耳にします。しかし「会社に行かなくても家や別の場所で仕事ができる」という漠然としたイメージはあっても、どのような仕事があるのかをはっきり知らないママもいるのではないでしょうか。そこで、テレワークのメリットやデメリット、職種や探し方などをご紹介します。

子育てママがテレワークで働くメリット

子育て中もキャリアを諦めずに働ける

以前は結婚を機に退職する女性が多かった日本も、1985年の男女雇用機会均等法の制定以来、徐々に女性の社会進出が増えてきました。しかし、結婚後もキャリアを積み上げてきたのに、出産、育児などのタイミングで仕事を諦めざるを得なかったママもいるでしょう。

最近では、育児などによる退職は、本人だけでなく企業にとっても大きな損失になると考えられるようになってきました。そのような中、国はICTを利用した、時間や場所を柔軟に活用できるテレワークを働き方改革の一環として推奨するようになっています。

特定の場所や決まった時間に出向かなくてもよい働き方は、仕事をすることを諦めていたママにとって、またとない助けとなるでしょう。

家事や育児との両立がしやすくなる

テレワークは、時間や場所が限定されません。そのため、通勤時間の負担軽減、子どもの事情への対応、時間配分の柔軟さによる家事や子どもと触れ合う時間の増加などが考えられます。

平成30年の内閣府男女参画局の調査によると、第一子出産前後に退職するママの割合は46.9%、第二子は21.9%です。このうち「育児と仕事の両立が大変になった」が退職理由の半数を占めていました。

大変になったと感じる理由には、保育園の送り迎えなどによる業務時間の制限、子どもの病気への対応、家事・育児・仕事をこなすための体力や精神的なつらさ、パパの協力が期待できないことなどが挙げられるでしょう。その点、テレワークはそれらの負担を軽くし、家事や育児と仕事との両立がしやすくなります。

パパの転勤時なども継続して仕事ができる

家庭ではママと子どもの事情だけでなく、パパの都合も関係してきます。パパが会社から転勤の辞令を受けた場合、日本の多くの家庭では、ママが仕事を辞めてついて行くというパターンが多いのではないでしょうか。

このようなとき、テレワークを導入している会社や個人でテレワークの仕事をしているママなら、そのまま仕事を継続できます。これは国内だけでなく、海外転勤でも同じことです。また、転勤だけでなく両親のいる地元に帰らなくてはならなくなった場合も同様のことがいえるでしょう。

知らない土地や求人の少ない地域に転居せざるを得なくなったときに、ずっと続けている仕事をそのまま継続できれば、新しい土地での生活に対する不安も少しは軽くなるのではないでしょうか。

具体的にどんな職種があるのか見てみよう

WebデザイナーやWebライター

Webデザイナーのイメージは、Webサイトを作る人というものかもしれませんね。まずクライアントの依頼を受け、要望どおりのサイトを作るためにレイアウトや構成、カラーや装飾、デザインなどを考えます。出した案をクライアントが了承すれば、プログラミング言語を用いた作業に移り仕上げていきます。

一方、Webライターは、Web上に公開される文章を書く仕事です。クライアントが決めたテーマや文字数、ルールに従って執筆していきます。記事の内容はネットや書籍で調べて書くだけでなく、専門家や該当者へのインタビューを文字にしたり、自分の経験や専門性を文章にしたりするなど様々です。

共通しているのは、パソコンがあれば仕事ができることと、資格が必要ないところでしょう。

システムエンジニアやプログラマー

システムエンジニア(SE)はシステム開発の上流工程である設計を担当し、実際のシステムを組んでいくのはプログラマー(PG)です。両者は、システム開発をする上でともに作業するチームとなります。

システム開発の流れは次のとおりです。
1.要求分析(SE):利用者が求めるものを明確にする
2.要件定義(SE):利用者の要求に対し、実装する機能、満たすべき性能などを明確にする
3.基本設計(SE):製品の概要を決める
4.詳細設計(SE):基本設計をもとに実際にプログラムを作る細かい工程を決める
5.実装工程(PG):実際に動くようにプログラミング言語で作成したり、機能を追加したりする
6.テスト(SE、またはSEとPG):実際に使う状況や設定でテストをする

データ入力やテープ起こし

データ入力の仕事は、伝票入力、顧客情報やアンケート内容の入力、画像やPDFデータの文字化、手書き原稿の打ち直しなど多岐にわたります。使用するソフトはWordやExcelが多いですが、企業独自のものへ入力することもあるでしょう。

テープ起こしは、ボイスレコーダーや動画の音声を文字化する仕事です。テープ起こしには「素起こし」「ケバ取り」「整文」と種類があり、どれを求められるかはクライアントにより違います。単に聞こえたとおり文字にするだけではないため、要望どおりに仕上げるにはテープ起こしの基本を知った上で経験が必要です。

パソコンとネット環境があればできるデータ入力と違い、テープ起こしはヘッドフォンや専用の再生ソフトなどを用意する必要があります。
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