祖父母は共働き家庭の救世主!感謝の気持ちを持ちながら両立するコツ
育児中の共働き家庭において、近くに住んでいる祖父母は本当にありがたい存在ですよね。仕事が忙しいときや子どもが体調不良のときなどに、祖父母にお願いしている家庭も多いでしょう。ここでは、祖父母に子どもを預けるときに心がけておくことや、ママが気をつけたいことなどをご紹介します。
祖父母が育児に協力するメリットデメリット
共働き夫婦にとって祖父母は貴重な戦力
そのようなとき、近くに実家があると祖父母に頼れるのでありがたいですよね。祖父母に預けられると子どもが体調不良になっても仕事を休まずに済みますし、保育園の送り迎えもお願いできるかもしれません。
子どもが理由で仕事に影響が出ずに済むことで、パパやママは安心して仕事に集中できます。祖父母だと連絡もすぐに取れるので、子どもの様子をこまめに聞けるのも安心ですね。
「孫育」は子どもにもよいことたくさん
パパやママから受ける愛情と祖父母から子どもが受ける愛情は、似ているようですが大きな違いがあります。パパやママは「子どもにしっかり育って欲しい」「ちゃんと教育をしないと」と一生懸命になるので、子どもに対して叱ることもあるでしょう。
しかし、祖父母の場合は、孫は目に入れても痛くないくらい可愛い存在です。優しい愛情をたくさん注いでくれることで子どもの情緒が安定し、自己肯定感も育ちますよ。幅広い世代と交流することで、子どもが様々なことを学んでいけるとよいですね。
頼りすぎると祖父母やパパへの負担が増える
育児は祖父母が中心となるものではなく、親であるパパとママがしっかりこなすことが大切です。祖父母もたまの孫の面倒なら嬉しいでしょうが、毎日となると年齢的にも負担が大きいですよね。
また、ママが祖父母ばかりに頼っていると、パパは「自分は必要ないのかも」「義理両親に頼ってばかりで悪いな」とストレスを感じる可能性があります。祖父母に頼りすぎたことで夫婦仲が悪くなるケースもあるので注意が必要ですよ。
祖父母へ子どもを預けるときのコツ
子どもの教育ルールは祖父母と一緒に決める
祖父母に定期的に子どもを預かってもらう場合は、教育ルールを祖父母と一緒に決めて行きましょう。
たとえば、子どもの叱り方(叩くのはNGなど)、与えてはいけない物(チョコレート、飴など)、食事のマナー(大人が口に入れた物を子どもに与えない、手づかみ食べを叱るのではなく見守るなど)のルールを作っておくと祖父母とトラブルになることもないですよね。
預ける前から子どもと祖父母の時間を増やす
また、祖父母も急に子どもを預けられると、どう対応してよいか不安になりますよね。大泣きしている子どもを急に預かるのは負担が大きいので、仕事復帰して預かってもらう前に子どもと祖父母で過ごす時間をたくさん作っておきましょう。
子どもが祖父母になついていると、パパやママがいなくても楽しく過ごすことができますよね。祖父母が孫との時間を楽しめるように、赤ちゃんのころから実家に遊びに行ってお互いが慣れるように工夫するとよいですよ。
持ち物など必要な物はメモにして渡す
パパやママは親ですし若いので忘れずにできることでも、祖父母の場合は慣れていないことが多すぎて忘れてしまうこともありますよね。「ちゃんと言ったじゃない」とママとトラブルになると子どもも悲しいので、必要事項はメモにして渡すと祖父母も協力しやすいですよ。
祖父母が負担なく協力できるように、パパやママが準備をしっかりしてから子どもを預けるようにしましょう。
祖父母に預ける上でママが気をつけること
身近な存在でもきちんとお礼をしよう
パパとママが仕事に集中できているのは、身近に協力してくれる祖父母がいるからこそですよね。身近な存在であっても協力してもらったときは「ありがとう」と感謝を伝えて、お礼をしましょう。
パパやママが祖父母になんでも頼りすぎたことでトラブルになり、関係が悪化するケースもあります。祖父母が協力してくれることを当たり前と思わずに、感謝の気持ちを持って接してくださいね。たまには、祖父母にプレゼントをしたり、食事に誘ったりするのもよいかもしれませんよ。