ママになっても再就職はできる!両立のコツや準備しておきたいこと
子どもの生活リズムもできあがったので、近い将来、再就職を考えているママもいると思います。育児と仕事を両立するためには何を準備したらよいのか、再就職をするにあたって知っておきたいこと、両立のコツなどについてお話しします。これを読んでぜひ参考にしてみてくださいね。
ママだって働きたい!再就職への道
働くママってどのくらいいるの?
2015年の国民生活基礎調査によると、18歳未満の子どもを持つ家庭は全世帯数の23.5%、そのうち、正規採用の職員・従業員は22.4%、正規ではない職員・従業員は37.2%となり、それらを合算した働くママは68.1%となっています。
働くママは年々増えている傾向にあり、調査が始まった2004年よりも12%近く増加しています。
国民生活基礎調査では、一番下の子どもの年齢別に働くママの割合も紹介されており、0歳の子どもを持つママの就労率は40%、5歳になると70%、12歳以上になると約80%のママが何かしらの仕事をしているという統計もでています。
なぜ働けない?ママの再就職現実問題
しかしそこに重点を置いて就職先を探すと、自分の希望の職種では難しいことも。もし仕事が見つかっても、子どもが突然病気になって仕事を休まなければならない場合、どうしたらよいのか悩んでしまうことも多いでしょう。
さらに地域の保育園に空きがなく、子どもの預け先に困るママもいますよね。近くに頼れる実家や親族がいない場合、どうしても再就職にママが二の足を踏んでしまうかもしれません。
このように、働きたくてもなかなか働けないママもたくさんいるのが現実です。
セミナーや就職支援を積極的に利用しよう
セミナーには、面接対策や労働法についての説明、自分に向いている職業を知るための自己分析などがあります。近くのハローワークに行って、どんなセミナーがあるのか聞いてみましょう。
公的職業訓練ハロートレーニングは、自分が興味のある職種の知識や職業スキルを磨くことができる制度で、介護福祉士や保育士になるためのコース、IT知識を高めるためのコースなど種類は多岐にわたります。テキスト代はかかりますが受講料は無料です。
家事と育児はママだけの仕事ではない
両立するために気を付けたいこと
気をつけたいのは、すべてを自分一人でこなそうとしないことです。家事や育児の面で、パパにお願いできそうなところはできるだけ分担してもらうようにお願いし、ママの負担を少しでも減らすように心がけましょう。
最初から無理にフルタイムで働こうとはせずに、生活ペースに慣れるまではパパに子どものお世話をお願いできる土日だけ、もしくはパートだけにするなど、体に無理のない範囲で仕事をすることも大切です。無理をして、ママが倒れてしまっては意味がありませんよ。
子育ては完璧じゃなくても大丈夫
仕事後、子どもと共に過ごす時間は少しであったとしても、子どもとコミュニケーションを取りながら楽しく過ごすように心がけたいですね。ママが毎日頑張っている背中をみながら、子どもはまっすぐに育っていくはずです。
ママが楽しく笑顔でいることが、子どもには一番のよいお手本になっていますよ。完璧な子育てを目指さないこともときには必要です。
家事は手抜きで肩の力も抜こう
仕事がある日の家事は手抜きし、肩の力も抜くように心がけましょう。平日の夕飯の支度が楽になるよう、いくつかお惣菜をまとめて週末に作り、冷凍保存しておく、もしくはアイロンがけは週末にまとめてするなど、家事にメリハリをつけることが大切です。
お風呂掃除は週に1回だけにし、パパに分担をお願いしてもよいと思います。掃除機をかける暇がない場合は、思い切ってロボット掃除機購入を考えてみてもよいですね。食洗器があれば、食器を洗っている間に子どもと一緒に過ごすことができます。
再就職したいママが今準備できること
再就職に有利?資格や語学
資格取得を目指したいけれど、学校に行くのは無理というママには、自宅で勉強できる通信教育を利用してもよいでしょう。資格によっては自宅で資格認定試験を受けられるものもあります。
この機会に、興味のある資格取得を目指してみましょう。また、英語などをはじめ、語学ができると可能性も広がります。学生時代に英語が得意だったママはTOEICの高得点を目指してみてもよいかもしれません。
また最近は英語以外にも中国語などの言語ができる人材を募集していることも多いので、新しい言語にチャレンジしてみてもよいですね。