ワーキングマザーの転職は難しい?スムーズな転職活動を行うポイント
「これから習い事や教育費がかかってくるし、もっといい条件の会社に移りたいなあ」と、お考えのママ。子育てをしながら転職先を探すのは気が重いものですね。そんなワーママのために、転職活動のコツや、転職エージェントを利用してママに優しい会社を探す方法をご紹介します。
最近のワーママの転職状況について
ワーママの転職時期はいつがよいの?
子どもが幼稚園に上がると、日中まとまった時間が取れるようになるので働き始めようとするママが多くなります。しかし、ワーママの場合、幼稚園のお迎えがあるため、逆に時短勤務を余儀なくされるケースが出てくるようです。
例えば、お受験のために保育園から幼稚園に移った場合、有名私立に入学するためには平日に幼児教室に行くことも多いので、ママがフルタイムで勤務するのは難しくなってくるのかもしれません。パパの協力を仰ぐにしても、会社員だとやはり無理が生じますね。
周りのみんなの転職理由が知りたい!
その理由として多いのが「年収をあげたかった」「仕事のやりがいを求めて」「育児時間を確保するため、もっと近くの職場で働きたい」などです。どれも、ワーママの切実な願いが込められていますね。
30代半ばで子どもを産んだママ友は、育児のためにと思い切って仕事を辞め、子どもが10歳になって職場復帰し、その後自身のキャリアアップのため複数回転職をしています。このような生き方もお手本となるかもしれません。キャリアアップで転職を重ねるママというのも憧れの存在ですね。
ワーママの転職の成功例と失敗例
まず、転職に成功するママは、子育て期間を通過点と考えていて、勤務条件に柔軟性があり、働くことへの覚悟があるという特長があります。つまり、転職を腰掛けと考えず、将来にキャリアプランを描ける人だといえるでしょう。
逆に、転職に失敗してしまうママは、転職先の人事と現場のずれを確認しておらず、勤務条件を狭めすぎていて、働き方における将来のビジョンがないという特徴があります。転職先を事前にリサーチするなど、転職に対するしっかりした考え方がない人は失敗する可能性が高いということですね。
ワーママの転職をスムーズに進めるために
転職を優位に進めるコツを知っておこう
まずは「国家資格や民間資格などを持っていること」です。資格を持っているということは、その道のエキスパートとみなされるので、応募者の経験値など条件が同一の場合には、有資格者が採用されやすくなります。
また、人は第1印象が肝心といいますが「面接では背伸びをしすぎないこと」も重要です。できないことをできると言ってしまい、結局その転職が失敗に終わったとしたら時間の無駄遣いになってしまいますね。
そのほかにも「面接に集中するため子どもの預け先を確保する」ことや「同じような立場のワーママがどの程度在籍しているか」「元の会社や知人のつてなども活用する」なども、スムーズな転職活動のコツといえます。
マイナス要素や勤務の希望は正直に伝える
いずれはわかることなので、後々のトラブルを避けるために、履歴書には「現在子育て中である」と記入することをおすすめします。これは、時短勤務を希望するときも同じです。転職してから伝えるのではなく、やはり履歴書で申告しておきましょう。
会社にとってのマイナス要素をあらかじめ伝えることで採用されないとしたら、そこはワーママにとって働きづらい会社ということになります。転職しなくてよかったと前向きに考えて、次の転職活動に注力することができますね。
マザーフレンドリーな会社を探そう
そのようなトラブルに対応してくれるマザーフレンドリーな会社を探せれば、転職活動は成功といってもよいでしょう。その条件に見合うのは「ワーママが多く在籍している」「育児休暇制度があり休暇を取りやすい」「女性管理職が一定の割合でいる」「企業内保育所を用意している」などです。
このような会社であれば、ワーママに対して理解のある職場といえるでしょう。特に企業内保育所がある企業であれば、ママもお迎えの時間を気にせず安心して働くことができますね。
ママに優しい転職エージェント3選
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