共働きが羨ましいママへ!ワーママへの気持ちと考え方を変えるヒント
専業主婦をしていると、毎日子育てと家事の繰り返しですよね。気づけば、化粧や服装にも構わなくなり、きちんとおしゃれして働くワーママが羨ましくなることがあります。そこで、専業主婦から見たワーママ、ワーママから見た専業主婦について考え、専業主婦が生き生きと毎日を送るためのアイデアと考え方を紹介します。
共働きが羨ましいと感じる理由は?
収入が2人分あると世帯年収が高そうだから
専業主婦の世帯は支出が約3万円、収入が約10万円少ないのです。これだけ見ても、共働き世帯の方が月々貯蓄できる額が多いですよね。
実際、共働き世帯は、世代が上がるにつれて貯蓄額も増える傾向にあります。また、共働きだと、共通の口座に、お互いの収入の一部を生活費として振り込み、定期的な確認は必要ですが、残りの金額を各自、小遣いや貯蓄としてある程度自由に使うことも可能です。
厚生年金に加入して長年働けば、専業主婦よりも多く年金がもらえるため、老後の生活も安心といえます。
子育てから離れる時間があるから
ですから、子どもを見なくてよい時間があるワーママが羨ましくなるのです。働くのは大変ですが、その時間、保育園に子育てを任せているので、終わりのない緊張感がない上、遊び方や成長具合を考え、公園や児童館に行き、イベントに参加したりママ友づきあいをしたりしなくてすみます。
一日中、大人の感覚とは違う子どもに接していれば、育児に自信が持てなくなることもありますよね。そうすると、働いて保育園に預けた方が子どものためかもしれないと思うことがあるのです。
仕事に行くときにおしゃれができるから
けれども専業主婦にとってみれば、ビシッとおしゃれできる機会があることが羨ましいのです。食べ物をこぼし、よだれでベタベタの小さな子どもと一日中向き合うには、洗濯機で洗えない高い服や動きにくい服は着られませんよね。
子どもはママの顔に触りますから、メイクも最低限に抑える必要があるかもしれません。身軽で洗いやすい服は専業主婦の制服といえますが、ついつい、自分が普段着られない綺麗な恰好のワーママが輝いて見えて、羨ましくなるのです。
ワーママは専業主婦を羨ましく思っている?
専業主婦家庭はパパの収入がよさそうだから
その条件で、1人の子を私立高校や大学にも進学させられ、65歳くらいで約3,000万円の老後資金を貯められるのだそうです。しかし、ある調査では30歳で年収700万円以上の男性は約4.0%です。
ある程度人並みの生活をし、子どもに教育費もかけられる専業主婦の世帯は少ないことがわかります。ワーママから見れば、専業主婦のパパはそれだけ稼いでいると思われがちなのです。
子どもの成長を毎日そばで見守れるから
けれど、ワーママはそんな一瞬を見逃すことがあります。また、現在では否定されているとはいえ、3歳まではママは子どもにつきっきりで育てるべきだという「3歳児神話」の考え方も残っています。
0歳から保育園に赤ちゃんを預ければ、生活リズムがつきやすいなどのメリットもありますが、赤ちゃんでもストレスを感じるでしょうし、病気をもらいやすいことがあります。そうすると、子どもと一緒にいられる専業主婦が羨ましく思うことがあるのです。
毎日時間にゆとりがありそうだから
パパと家事を分担していることもありますが、帰宅すれば夕食の支度と片付け、子どもをお風呂に入れ、少し掃除などの家事に手を付けると、自分の時間はないかもしれません。専業主婦は、朝もじっくり朝食を作ったりゆとりを持って子どもに接したりできます。
専業主婦は、子どもが幼稚園に行っている場合は自由時間があるので、ときには趣味を満喫できそうですよね。時間との闘いが多いワーママは、仕事の時間がなく、一日を優雅に暮らせるイメージの専業主婦が羨ましくなるかもしれません。
どちらも大変!ママはみんな頑張っている
一時保育でリフレッシュしよう
ワーママも大変かもしれませんが、有給を取った日でも子どもを預けられる保育園もありますし、疲れないように仕事の調節ができることもあります。ですから専業主婦もリフレッシュのために一時保育を利用しましょう。
あるママは、子育て支援センターの保育士さんに「一時保育は専業主婦のリフレッシュのためにもあるんですよ」といわれ、肩の荷が降り、一時保育を利用するようになりました。すると、子どもは通い慣れた支援センターで楽しく遊べただけでなく、遅かった言葉も出るようになり、ママも数時間のんびりして、余裕を持って子どもと接することができたそうですよ。