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育児に必要な費用を知ろう!意外な出費や子どものためにできること

育児に必要な費用を知ろう!意外な出費や子どものためにできること

統計調査からわかる子育て費用の内訳

子育て費用を一まとめに考えるのではなく、細かく内訳を作ってみましょう。そうすることで頭の中も整理され、必要な費用の計算もしやすくなります。

費用の内訳は、内閣府が平成21年に子育て世帯を対象に実施した「インターネットによる子育て費用に関する調査」を参考にするとよいですよ。衣服や服飾雑貨費に始まり、食費や生活用品費と子どもにかかる費用が細かく13項目に分けられています。

調査結果の概要から、未就学児は「子どものための預貯金・保険」「生活費」、保育園・幼稚園児は「保育費」、小中学生は「食費」の費用の比重が高くなっています。内閣府の内訳を参考に、どの年齢になにがどのくらいかかるのか、自分たちに合った内訳を考えたいですね。

入力するだけの簡単シミュレーション

1カ月あたりどのくらいのお金がかかるのかシミュレーションしてみましょう。具体的な数字を見ると、今後がイメージしやすくなります。しかし自分で計算するのは少し大変ですよね。

「生活.com」というWebサイトでは、数字を入力するだけで必要な生活費を簡単にシミュレーションすることができます。項目は家賃や水道、光熱費、子どもの教育費などの基本的な生活費から、保険料(医療保険など)や車関連の費用、レジャー費など細かく設定されています。

子どもがもう1人増えた場合の計算にも対応しているので便利ですよ。ただし、これはあくまで生活費のみのシミュレーションです。冠婚葬祭費やケガや病気などの突発的な出費には対応していませんので注意してください。

育児に必要なのは毎月の固定費だけじゃない

不慮の事故や病気の入院でかかる費用

「乳幼児医療」などの制度は、子育て世帯には安心できる制度ですね。自治体によって助成の制限はさまざまですが、子どもが小さいうちは病気もケガも多いので助かると思います。

しかし、「助成があるから子どもの入院も大丈夫」と考えるのは少し早まった考えです。なぜなら入院となると、子どもの医療費以外の出費がかさむことが多いのです。

入院中の付き添いが必要な場合は付き添い者の食事代やベッド代、兄弟がいる場合は預け先などの費用がかかることもあります。ほかにも病院までの交通費もかかります。

付き添い者が働くママの場合は職場にお休みをもらうかと思いますが、その分収入が減ってしまう可能性もありますね。急な入院があっても、慌てることのないように備えましょう。

誕生日やクリスマスなどイベントの費用

子どもの誕生日やクリスマスにはプレゼントを贈るイベントがありますね。「ほかの家ではどのくらいの金額のものを贈っているんだろう」と疑問に思う方も多いと思います。そこで平均的なプレゼントの予算を調べてみました。

誕生日プレゼントの予算の金額は、0歳~小学生までが3,000~10,000円、中学生が5,000~20,000円、高校生が5,000~30,000円だそうです。クリスマスプレゼントの予算は5,000~6,000円がもっとも多いようでした。また年齢とともにプレゼントの予算を上げようと考えている家庭と、そのまま上げない家庭と分かれるようです。

子どもへのプレゼントはなんでもありではなく、各家庭内の無理のない範囲で贈りたいですね。

習い事の発表会や進学後の部活動の費用

子どもの習い事費や中高校生での部活動費もそれなりに費用がかかります。たとえばピアノやバレエなどの発表会が多い習い事は、毎月の月謝代にくわえて発表会費がかかります。例としてピアノは平均約10,000~30,000円、バレエは約10万円ほどです。

中高校生の部活動費は子どもが入る部活によって費用は大きくばらつきます。競技が強い部活は大会や試合が多く、交通費や遠征費がかかりますし、吹奏楽部や剣道部などは、部活動で使う道具の購入費がほかの部活動に比べて高めです。

具体的な金額例として3年間ソフトテニス部で活動した娘を持つママの話では、約20万ほど費用がかかったそうです。子どもが成長するにつれて、習い事や部活動の費用も多くなるようです。

育児費用を確保するためにできること

毎月の生活費を節約して貯金する

子育て費用を貯める方法の一つに、毎月の生活費を節約するという方法があります。住んでいる家の状況によって節約の効果に差がでますが、生活の無駄を少しでも減らせると嬉しいですよね。

水道代や電気代は、簡単に節約ができやすく効果が現れやすいところです。たとえば水道代は、トイレを使用したときに極力「小」を使ったり、湯船にお湯をためてそこから体を流したり、食器をためて洗う、もしくは食洗器を使ったりすることで、水の使用量がおさえられ節約できますよ。

電気代も使わないブレーカーを落とすことや、使わない家電のコンセントは抜くなどするとずいぶん違います。電気プランの変更をしてもよいですね。ほかにも保険料やローンの見直しも節約になります。

学資保険に加入してきちんと積み立てる

子どもの育児費用をしっかり確保しておきたい方には、「学資保険」をおすすめします。学資保険とは、子どもの教育金を貯めることを目的とした保険です。

毎月決まった金額を払い続けると、契約時に決めた子どもの年齢で給付金を受け取ることができます。これなら、毎月強制的に貯蓄できるので、つい使ってしまったということがありませんね。

また、学資保険は親にもしものことがあったときも子どもの教育金の準備ができるというメリットや、子どもの入学に合わせて入学祝い金や満期給付金をもらえる場合も多く、子どもを持つ多くの親が加入を検討している保険でもあります。

保険加入時期は年齢の低い時期をおすすめします。満期までの時間が長くなるのでお得ですよ。

ファイナンシャルプランナーに相談する

子どもの育児費用確保も含めて、生活費を根本から見直したいという方にはファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。ファイナンシャルプランナーとは、個人のマネープランやライフプランを立てる専門家のことです。

費用はかかりますが、相談することで自分のライフプランを立てることができますよ。ライフプランを立てることで、今まで見えてこなかった家計の無駄が減らされ、将来の目標(どのくらい育児費用を確保するかなど)もしっかり定めることができるので、興味のある方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

保険会社や代理店に所属しているファイナンシャルプランナーは無料で相談できます。保険も合わせてライフプランを考えたい場合はこちらがおすすめです。
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