子どもの脳を刺激するパズルで遊ぼう!年齢別のおすすめパズル紹介
知育玩具と聞いてパズルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実際、東大生で子どもの頃にパズルが好きだった人は多いそうですよ。色や形、絵の繋がりなどを考えながら遊ぶパズルは、とても脳の発達によいといわれています。ここでは、年齢にあったパズルを選び、楽しく遊べるこつをご紹介します。
パズルの嬉しい効果と楽しく遊ぶためのコツ
子どもの脳力アップ!パズルの5つの効果
①右脳力
感覚や芸術の脳、右脳をパズルで使っているそうです。ひらめきが必要な企画や開発などの仕事に必要な脳力です。
②やる気と自信
パズルを完成すると達成感があります。やればできるという自信を持てます。
③集中力と記憶力
正しいピースを選ぶために集中して遊びます。同じパズルを繰り返すとピースの場所を覚え、記憶力も育ちます。
④人間関係を深める
友達と一緒に1つのパズルを完成させると、共同作業の達成感と楽しさも知ります。
⑤知覚統合力
何かをよく見て正しく関連付けて行動する力「知覚統合」を育てます。全体の絵を意識しながら小さなピースを見て、正しいピースを選びはめ込む作業がこの力を育てます。
何から始める?パズルの選び方と教え方
ママが最後の1ピースまでは作りあげて、子どもには最後の1ピースだけを渡し、はめ込めれば完成というパズルにするのです。子どもはひとつだけピースをはめ込めば完成するパズルに、達成感と楽しみを感じます。違う箇所のピースをひとつ残したりして、いろんな1ピースパズルにすることもできます。
これができるようになれば、徐々に子どもに残すピースの数を増やし、多くのピースがはめ込めるようにしていきます。
子どもをパズル好きにさせる遊びの工夫
子どもがパズルができずに困っているときは、ママが一緒に作ってあげます。ママがしているのをみて子どもは学んでいきますし、次はひとりでできるように記憶しようとするでしょう。
そうして完成したパズルをみて達成感と喜びを感じることで、子どもはパズル好きになります。完成したときにママが褒めてあげると、子どもはもっとやる気が出てきますよ。
0歳〜3歳の乳幼児におすすめのパズル
0歳〜1歳におすすめ!赤ちゃん向けパズル
少し大きくなったら、ピースが大きくて持ちやすい、大きな絵柄のパズルで遊ばせてあげましょう。ピースの数は3個~5個のパズルが、遊びやすくていいのではないでしょうか。いきなり数個のピースでは難しい場合は、上に書いたように、ママがピースの数を減らしたパズルにしてあげましょう。
他にも、木でできた温かみのあるパズルも販売されています。厚みもあって乳幼児でも持ちやすいですよ。
2歳児に!簡単で見た目も楽しいパズル
例えば「タングラム」は、いろいろな大きさの三角形や四角形を並べてひとつの絵を完成させるという遊びで、世界中の子どもに愛されています。単純な形のピースを並べることによって、花や乗り物という複雑な形を作り上げることができると発見し、子どもは夢中になって遊びます。
他にも、立体的な形を作り上げる「くねくね知育パズル」というものもあります。伸ばすと細長いルービックキューブのようなものですが、関節がたくさんあり、曲げ方によっていろんな形に変形できます。立体的に作り上げる想像力を育てることができますよ。
3歳になったら頭を使ってパズル遊び
ここでおすすめしたいのが「タカミノ」というパズルです。さまざまな形をしたブロックを使って、指定されたマス目を埋めていくという遊びです。簡単そうに聞こえますが、限られた形と数のブロックだけを使い隙間なくマス目を埋めるには、発想力や数学的脳力が必要だそうですよ。
難易度が自由に設定できるので、3歳の子どもから99歳のお年寄りまでが対象年齢になっています。2人でパズル対戦することもできるので、家族みんなで遊べますね。
4歳〜5歳以上におすすめのパズルとアプリ
4歳児の図形感覚を育む様々な形のパズル
ピースは赤と白のキューブが交互に繋がってできていて、この色を手掛かりにすることで、ピース数の多い図形も作りやすくなっています。できあがると、赤白の可愛らしいチェック模様の図形になるので、見た目からも達成感が得られます。
立体パズルでは、ピースの立体感覚や位置感覚が養われますが、このパズルでは更に、赤白の色を交互に規則正しく配列するためにしっかり理論だてる必要があり、理論思考力も養しなわれるそうですよ。