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パリの子どもに大人気のグラタン!マッシュポテトとひき肉の簡単レシピ

パリの子どもに大人気のグラタン!マッシュポテトとひき肉の簡単レシピ

マッシュポテトが好きな子どもも多いですよね。パリの小学校の給食では、よくマッシュポテトとひき肉のグラタンが登場しますよ。フランス人ママがよく家庭で作る、マッシュポテトとひき肉のグラタン、アシ・パルマンティエについてご紹介します。ぜひ一度作ってみてくださいね。

アシ・パルマンティエでジャガイモを美味しく

パルマンティエ氏が広げたジャガイモ食文化

ジャガイモはフランスの食文化には欠かせない野菜の一つで、フランス版クックパッドのmarmitton(マルミットン)にも、ジャガイモにまつわるあらゆるレシピが掲載されています。

1770年代中頃まで、フランスではジャガイモは家畜のエサとして使用されていました。しかし1770年代後半に薬剤師兼栄養食研究家のパルマンティエ氏が、赤痢患者の栄養食としてジャガイモ料理を提案し、そこから紆余曲折を経てフランス人に欠かせない食材として定着したのです。

パルマンティエ氏の功績をたたえ、パリのメトロ3番線には「Parmentier」(パルマンティエ)という名前の駅があるほどです。駅のホームにはジャガイモを民衆に手渡すパルマンティエ氏の彫像や、フランスのジャガイモについて解説しているパネルなどもあります。

フランスに美味しいジャガイモ料理があるのも、パルマンティエ氏のおかげですね。

子どもが大好きなアシ・パルマンティエ

フランス発アシ・パルマンティエのレシピ

名前だけ聞くと、なんだか複雑な料理のように思えますが、アシ・パルマンティエの作り方はとても分かりやすく簡単です。メディアではカタカナで「アッシェ・パルマンティエ」と表記されていることが多いようですが、実際は「アッシェ」ではなく「アシ」と発音します。ここでアシ・パルマンティエのレシピをご紹介しますね。

所要時間:50分
材料:4人分

【具材の部分】
・牛ひき肉・・・450~500g
・玉ねぎ・・・中1個
・ニンニク・・・2片
・赤ワイン・・・200cc
・トマト缶・・・1缶400g
・バター・・・40g
・塩コショウ・・・適量
・オリーブオイル・・・適量
これ以外に、ニンジンやマッシュルームを足すのも美味しいですよ。

【マッシュポテトの部分】
・ジャガイモ・・・700g
・バター・・・60g
・生クリーム・・・75cc
・牛乳・・・75cc
・塩コショウ・・・適量

【表面のトッピング】
・エメンタールチーズ(とろけるチーズで代用可)・・・適量
  • アレルゲン 牛肉、乳

①まずマッシュポテトを作ります。ジャガイモの皮を剥き、柔らかくなるまで茹でます。茹で上がったら水を切り、バターと牛乳を加えてつぶして滑らかにしていきます。最後に塩コショウで味つけをしましょう。

②玉ねぎやニンニクなどの野菜をみじん切りにし、バターで炒めます。野菜に火が通ったら牛ひき肉を足して一緒に炒めましょう。

③ひき肉に火が通ったら、赤ワインとトマト缶を足して水分がなくなるまで煮込みます。最後に塩コショウで味を整えてくださいね。トマト缶がない場合は、ケチャップやウスターソースでも代用できますよ。この場合は味つけ程度に足すようにしましょう。我が家では隠し味にウスターソースを足すこともあります。

④オーブン皿の底に、具材である③をすべて敷き詰め、その上にマッシュポテトを重ねるようにして乗せます。表面をきれいにならしたら、チーズをふりかけ、220℃のオーブンで20分程度焼きます。表面がきつね色に焼きあがったら出来上がりです。

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