就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

子育てで大切な思いやりの教育。人を思いやる心を育むために

子育てで大切な思いやりの教育。人を思いやる心を育むために

「将来思いやりのある子どもに育ってほしい」そう願うママも多いことでしょう。思いやりの心の芽は赤ちゃんの頃から育っています。ここでは、思いやりの心をどうやって育んでいけばいいのか、今からできる心がけや、思いやりの心を育むおすすめの絵本、遊び方などを紹介します。

思いやりの気持ちの芽は赤ちゃんの頃から

ママパパとの絆で得る安心感や信頼感が大切

思いやりの気持ちを育てたいのであれば、子どもとの関係性だけではなく、自分の心や夫婦の絆から見直していきましょう。

ママの心が疲れていたり、夫婦でお互いを傷つけあったりしていると、例え赤ちゃんだとしてもそれが伝わってしまいます。子どもはママとパパが毎日けんかをしている状況では安心して育つことができません。実際に、夫婦げんかは子どもの脳の発達に悪影響を与えてしまうという研究結果もあるようです。

子どものためにも、ママやパパがお互いをいたわりあうような、優しい気持ちで生活することが大切です。疲れていると心に余裕もなくなってくるものなので、趣味に没頭したり、マッサージに行ってリラックスするなど、息抜きをする時間を作りましょう。

家族で優しく接して優しさを教えよう

周りの人から優しく接してもらったことがなければ、子どもは優しさとはなにか知らずに育っていってしまうことでしょう。思いやりがある子どもに育てるには、赤ちゃんの頃からみんなに優しくしてもらうことが必要です。

子どもに優しく接するとは、具体的にどうゆうことなのでしょうか。もちろん、思いやりの気持ちをもって、自分がされて嬉しいと思うことを、子どもにもしてあげることも大切ですが、悪いことをしてもしつけをしないことではありません。

1日に数分間でいいので、ありのままの子どもと向かいあう時間を作りましょう。子どもの言葉や全身からあふれだすその子らしさをすべて受け止めてあげてください。子どもは受け止めてもらうことで、満たされ、優しくされたという気持ちになるようです。

赤ちゃんへは語りかけで人の気持ちを学ぶ

ママやパパが赤ちゃんへの語りかけをするとき、どんな言葉をかけていますか?たとえば、上手におもちゃで遊べないとき「なかなか音がならないね。難しいよね」などと、赤ちゃんの気持ちを代弁するような言葉をかけてあげることも多いことでしょう。

実はこの赤ちゃんの気持ちを代弁する行為が、人の気持がわかる、思いやりのある子に育てるためには大切なことだったのです。

まだ自分の気持ちすら理解できない赤ちゃんに対して、気持ちを代弁してあげることによって、赤ちゃんは嬉しい、悲しいとはどんなことなのか学習していくのです。そして、物心がつくころの年齢になると、他人の感情を推し量ることができるようになり、思いやりの心をもてるようになってくるようです。

思いやりの気持ちを育てる子育てとは

子どもと一緒に相手の気持ちを考える

思いやりの心をもつということは、相手の気持ちを想像し、共感できる力が必要です。

この力を育むためには、ママやパパの手助けが必要となります。なにかトラブルがあったときなどは、まずは自分の気持を理解するための声がけをしましょう。過去の事例を振り返って「あのときはどんな気持ちだった?」と聞いてみましょう。その後、「あの子はどんな気持ちになったかな?」と相手の気持ちを想像させましょう。このようなやり取りが相手の気持ちを理解するトレーニングになります。

しかし、このトレーニングは幼稚園に入ってすぐくらいの子にはまだ難しいかもしれません。遅くても、小学校入学前くらいまでにはこの能力も身についてくるようです。焦らずゆっくり教えていきましょう。

親が思いやりの行動のお手本を見せる

「子どもは親の背中を見て育つもの」といわれることもありますよね。子どもはママやパパのまねをして育ちます。思いやりの気持ちも、言葉や理屈だけで子どもに伝えることは難しいことでしょう。

まずは、親である私たちが思いやりの気持ちをもって他者と接することが大切です。普段からお年寄りに優しくしたり、夫婦でいたわりあったりしている姿を見せることで、子どもは思いやりの気持ちとはなにかを自然に学んでいくようです。

また、子どもにダメといわなくてはならないときも、頭ごなしにダメというのではなく、子どもの言葉に耳を傾け、共感することも大切です。子どもは自分が受け入れられ、優しくされたという経験からも思いやりの気持ちを身につけていきます。

思いやりは物を大切にする心が基本

思いやりの気持ちを育てるためには、人だけではなく、身近な動植物や、環境、食べ物などにも慈しみや感謝の気持ちを忘れてはいけません。

私たちの住む日本では、物や食べ物が当たり前のように溢れています。このような状況では、ものに対するありがたみを感じることは難しいかもしれません。しかし、世界にはこの状況が当たり前ではない人たちもたくさんいます。食べ物を無駄にせず、感謝して「いただきます」「ごちそうさま」といいましょう。

また、小さな動植物を大切に扱うことで、子どもは命には大きい、小さいはないんだということを実感していくはずです。このようなことを学んで成長した子どもは、弱い者いじめなどをすることが少なくなるでしょう。

子育て家庭で思いやりの気持ちを育てる工夫

ごっこ遊びは思いやりを育てる教育

遊びとは幼児にとっては大切な学びの場です。攻撃的な遊びばかりしている子どもは、性格まで攻撃的になってくることがあるようなので、注意が必要です。

「ごっこ遊び」は思いやりの気持ちを育むためにもってこいの遊びです。例えば、お母さんごっこでは、人形にごはんを食べさせてあげるなど、面倒をみてあげたり、お父さんやおばあさんなど、様々な役を演じたりすることにより、他人の気持ちや行動を考えるきっかけとなることでしょう。その結果、思いやりの気持ちが育まれます。

ごっこ遊びをしていると、遊びの途中でお友達とトラブルやケンカが起きることがあります。子どもたちは、トラブルやケンカを解決するという経験からも、他人を思いやる心や社会性を身につけていくことでしょう。

思いやりの教育におすすめの絵本

思いやる気持ちを育てる、おすすめの絵本を2つ紹介します。

【どうぞのいす】 自分で作ったいすを「どうぞのいす」という看板とともに木の下に置いたうさぎさん。その椅子の上にどんぐりを置いて寝てしまったロバさん。ロバさんが寝ている間にクマさんがきて、どんぐりをすべて食べてしまいました。しかし「後から来た人がかわいそう」と変わりにはちみつを置いていきます。ロバさんが起きるまでに、色々な動物がきて、なにかをもらい、なにかを置いていきます。

【しんせつなともだち】 ある雪の日に、2つのかぶを見つけたうさぎさんが「この雪の中、お友達のロバさんはお腹をすかせているだろう」と考え、1つ持っていってあげたことから思いやりのリレーが始まります。

動植物を大切に育てて思いやりを育む

近所付き合いや親戚付き合いが少なくなり、身近な人の死を経験することや、テレビゲームなどでは死が簡単に表現されているため、命の尊さを子どもが感じとることが難しくなってきているのではないでしょうか。

子どもに命の大切さや、思いやりの心を教えていくには、一緒に虫や動物を飼ったり、植物を育てることをおすすめします。

動植物を育てることは思いやりの気持ちをもって、ごはんや水をあげて世話をしたり、傷つけることや嫌がることをしないなどといったことを学ぶことができます。動物は一緒に過ごす時間が長いぶん、死が訪れたときの悲しみは大きなものとなるでしょう。その悲しみが命の尊さを子どもに教えてくれることでしょう。

まとめ

子どもの思いやりの気持ちを育む方法をいろいろと紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

真剣に子どもの声や気持ちに耳を傾け、共感してあげることで、子どもは親の優しさを感じるようです。また、他人や身近な動植物にも思いやりの心をもって接すること、そして感謝の気持ちを忘れないことが大切だということがわかりました。

一番のお手本となるママやパパが思いやりの気持ちをもって生活していれば、子どもも思いやりのある子に育つことでしょう。

関連記事

この記事のキーワード

ライター紹介

teniteo WEB編集部

  • フリーペーパーテニテオ愛知版
  • フリーペーパーテニテオ宮城版
  • teniteoWEAR
  • テニ-とテーオ
  • teniteoSHOP
  • ハハノワ-ママに「ありがとう」を伝えるイベント