褒めることで自己肯定感が育まれる!幼児期の心の土台をつくる褒め方
言葉なしでも愛情が伝わる「ほめ写」を飾る
子どもが頑張っている写真とは、集中して積み木で遊んだりお絵描きをしたり料理の手伝いをしたりする写真です。写真を見ながら「頑張っているね」「真剣な顔が素敵だね」などと話すことで、子どもの「自分は頑張ることが得意だ」という想いが強くなりますよ。
ある調査では、写真を飾っている家庭の子はそうでない子に比べて自己肯定感が高いという結果が出ました。また、写真を飾っていない家庭でも3週間「ほめ写」を飾ることで、親子ともに自己肯定感に前向きな変化が見られたそうです。
必要以上に褒めずに共感することも必要
子どもがひとりでトイレに行ったとき「すごい!できたね!!」と拍手喝采して大げさに褒めるママやパパもいるのではないでしょうか。
しかし、必要以上に褒めすぎると「自分は完璧だ」と過信したり、何かするたびに「褒めて!」と、褒められることを目的にしたりする子もいるようです。
褒めるときは子どもに共感することを心がけましょう。トイレに行ったりご飯を食べたりなど、ひとりで日常生活が上手にできたときには「ひとりでできたね」「こぼさず食べられたね」と事実を伝えて共感するとよいですよ。
まとめ
自己肯定感は幼児期に育まれやすく、育むには子どもが努力した過程や頑張りを認めて褒めることがポイントです。
「褒める」という行為が苦手であれば、笑顔で子どもを見守ったり「ほめ写」を飾ったりすることでも子どもの自己肯定感を高めることができます。子どもが「見守られている」と自然に感じられるよう心がけてくださいね。