ルールを守れる子どもに育ってほしい!押しつけないしつけを心がけて
子どもが自ら学べる機会を奪わないように
ママの中には「そんなことをしてはダメよ!」ととっさに注意したり、相手のママに気遣ってあえて厳しいことを子どもに言ったりする人もいるのではないでしょうか。
しかし、子ども同士のやり取りは貴重な学びの場になります。ママが口を出さなくても、おもちゃを奪ったり順番抜かしをしたりしたことを友だちに注意されるなど、子ども同士に任せていれば自分たちで折り合いをつけることもありますよ。
暴力的なけんかにならない限り親はなるべく見守るようにして、子どもが自ら学べる機会を奪わないようにしましょう。
工夫しながら子どもに合う臨機応変な対応を
約束したルールが守れないことが続いても、ママやパパは「どうしてできないの?」と子どもを責めるのではなく「いつかできるようになるから」と気長に待ちましょう。
公共のマナーなど、子どもが守れるようになるまで待てないマナーに関しては、その状況を避けるような工夫をするのもよいですね。電車内で静かにできないなら電車での移動は控える、また乗るなら人が少ない時間帯や乗車する人が少ない車両に乗る、騒ぎ始めたら途中下車するなど、臨機応変に対応しましょう。
まとめ
ルールが守れなくてもすぐに叱ったり注意したりせず、子どもの気持ちに共感することが大切です。またルールを守るよう促すときも言葉遣いに注意し、ルールは守りやすいように最低限にしましょう。
しつけはルールを伝えるだけでなく、親が手本を見せたり臨機応変に対応したりすることも必要です。押しつけない、適切なしつけを心がけてくださいね。