ママの口が悪いとどうなる?子育ての悩みで多い「言葉使い」のこと
外出先で、よその子どもが何かいたずらをした際に、口悪く叱っているママを見かけたことがあって気になった人がいるかもしれません。もしくは、自分では「気をつけよう」と思っていても、つい腹が立って言葉使いが荒くなってしまうママもいるかもしれません。そこで今回は、口が悪いママへの周りからの印象や、言葉使いが及ぼす影響についてお話します。
口が悪いとはどういう言葉使い?
子どもに「アホ」や「バカ」と言う
特にここ数年、若いママ達の言葉使いが少し荒くなってきたとも言われます。大人になると、大人同士の会話でも「アホ」や「バカ」とはあまり言わないですよね。
ママ自身の年齢や地域によっても言葉使いは変わりますが、「アホ」や「バカ」といった相手の能力をけなすような言い方は、決して大人が子ども相手に言ってよい言葉ではありません。特にママに言われると、子どもは自分が本当に「バカ」なんだと信じてしまい自信のない子になります。
イライラすると出てしまうヤンキー口調
また、自分はそうでなくとも、そういったママとすれ違うことも決して少なくないでしょう。例え「バカ」や「アホ」といった言葉がなくとも、子どもに「てめー!」と呼びかけたり、まるでヤンキーのケンカのような口調で子どもを急かしたりなどしているママをたまに見かけます。
ママが友達同士、お互いヤンキー口調で話すのは、個人の話し方の問題なので自由ですが、子どもに対してヤンキー口調で叱ったりするのは控えた方がよいでしょう。
子どもに対して威張っている
親だから子どもに威張ってよいわけではありません。こういった話し方をするママは、親であることと偉いことを少しはき違えているようにも感じます。
毎回ママに威張ったような態度で会話をされると、子どもはママに対して委縮してしまい、ママを怖がるようになってしまいます。いつも親の顔色ばかりを見て行動する子どもになってしまうので気をつけましょう。
口の悪いママを見て周囲の人が感じること
あんなママになりたくない
例えどんなにマナーの良い人でも、口が悪いだけでマナーも子どもへのしつけも悪いと思われてしまいがちです。もしかしたら性格はすごくよいママでも、言葉使いの悪さのせいで周りに悪い印象を与えてしまい、損をしてしまうこともあると思います。
育児をするうえで、周りからどう思われるかにばかり意識を集中するのもよくありませんが、でも「あんなママになりたくない」と思われるより「あんなママになりたい」と思われる方が嬉しいですよね。
ママや子どもに近寄りがたい
子どもの送迎時に顔を合わせても簡単な挨拶だけで済まされてしまい、立ち話もせずに立ち去ってしまうかもしれません。母子共々、近寄りたくないもしくは怖いと思われてしまうので、くれぐれも人前で感情的になるあまり、口悪く子どもを叱るのはやめるようにしましょう。
ママ友やその子どもと距離ができてしまうと、孤立してしまい子どもも寂しくなってしまいます。
子どもがかわいそうな気持ちになる
ママとしては、子どもが悪いことをしたから叱っているだけであったとしても、事情を知らない他人は子どもに同情してしまいます。ママとしては一生懸命育児をしているだけなのに、周りから自分の子供が同情をされてしまうのは不本意ですよね。
周りから「あんな口の悪いママをもってかわいそう」と思われないためにも、叱る時はあまりヒステリックにならないよう、子どもへの言葉使いには気をつけるようにしましょう。