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子どもが私立幼稚園へ通う予定。費用や補助金、幼稚園の選び方

子どもが私立幼稚園へ通う予定。費用や補助金、幼稚園の選び方

子どもの幼稚園選びはパパやママにとっても大きな問題ですよね。たくさんある中からどういう基準で幼稚園を選べばよいのか、見学の際に見るべきポイントなど一緒に考えていきましょう。気になる入園面接や費用について、大切な補助金についてもとりあげますので、幼稚園への不安を解消する一助となれば幸いです。

私立幼稚園と公立幼稚園の違いとは?

保育内容や先生に違いはある?

私立幼稚園は、それぞれの園により個性的な保育内容となっています。のびのび遊ばせる園から、小学校受験を意識した保育内容の園まで、かなり違いがあるので、入園する前にはどんな保育内容なのかを確認することが大切です。

また行事に力を入れているのも、大きな特徴です。その分、先生の役割は大きく、仕事はハードになりますから、私立幼稚園の先生は若い人が多い傾向があります。

対して公立幼稚園で働いている先生は公務員という立場になります。私立幼稚園に比べると、給与と仕事内容が安定しているので、長年勤めている経験豊富な先生も多いです。

外遊びを中心とする、のびのびとした保育内容の園が多いようです。私立幼稚園に比べると行事もシンプルになる傾向があるようです。

運営、経営はそれぞれどこが行っているの?

私立幼稚園の運営、経営母体にはさまざまな団体があります。学校法人が多いですが、キリスト教系の幼稚園は宗教法人ですし、個人経営の幼稚園も認められています。それが私立幼稚園のバラエティーに富んだ教育方針を生み出しているのです。

公立幼稚園は地方自治体が運営、経営しています。だから働く先生たちは公務員ということになります。ベテランの先生が多いので、子どもを任せるときに安心感があります。

私立に比べて費用が安いのも、公立幼稚園の魅力です。保育内容は基本的にシンプルな園が多いようですが、それが魅力と感じる人もいるのではないでしょうか。

運営、経営母体が違うと、幼稚園の特徴も違ってきます。幼稚園を選ぶときのヒントになりそうですね。

入園児の面接や試験内容に違いはある?

私立公立ともに、入園時には面接を行います。面接は親子別々に行われるのが一般的です。

親にはどうしてこの幼稚園を選んだのか、子どもの健康状態(アレルギーの有無など)、トイレトレーニングの進み具合などが尋ねられます。

子どもには自分の名前、年齢、今日は誰と幼稚園に来たのか、など簡単な質問をされることが多いようです。

面接を通して、親子の様子を実際に見るのが幼稚園側の目的です。実際に様子を見て、幼稚園の教育方針にあっているかを確かめているのです。点数をつけたり減点されたりするわけではありませんから、あまり構えすぎないでくださいね。

3年保育なら、トイレトレーニングが完了していなくても、大丈夫な場合がほとんどですから、安心してください。

私立幼稚園にかかる費用と補助金について

入園する際に必要な費用 

月々の保育料とは別に、入園するときには、入園料を支払います。公立幼稚園では入園料が無いか、5,000円から10,000円ほどですが、私立幼稚園では50,000円から100,000円ほどと開きがあります。

この入園料は、もし入園を辞退したい場合にも、ほとんど返還されません。入園料を払う際は、よく確認してからにしましょう。

入園料の他にも、制服代がかかります。私立の場合、制服は上下必要になりますし、他に帽子、通園カバン、体操着の上下、スモック、上履き、通園靴などで合計50,000円近くになるという話もよく聞きます。

私立幼稚園に入園する場合、出費は100,000円以上になることが多いので、計画を立てて準備しておきましょう。

月謝のほかにかかる金額 

準備を終えて無事に入園し、月々の保育料を支払っても、まだほかに見逃しがちな出費があります。

施設料、教材費、給食費、スクールバス代などが毎月、必要になります。ほかにお泊り保育の積立預金やPTA会費が必要になる場合もあります。

教材費のように、どの幼稚園でも共通してかかる費用もあれば、それぞれの園で個別にかかる費用もあります。保育料のほかにどんな費用がかかるのか、入園前に確かめておきましょう。

ひとつひとつの金額はそれほどでなくても、合計すると毎月10,000円以上の出費になってしまうこともあります。年で換算すると、家計に大きなダメージを与えるので、よく確認してから幼稚園を選ぶとよいですね。

私立幼稚園就園奨励費補助金

保育料やそのほかの出費を抑えられる点が嬉しい公立幼稚園ですが、近頃は自治体の財政難によってその数は減っています。あったとしても遠くて通えない状況の方もいることでしょう。

子どもを私立幼稚園に通わせる家庭の経済的負担を補うためにあるのが、私立幼稚園就園奨励費補助金制度です。これは各自治体で行なっていて、私立幼稚園に通う子どもと保護者が、3カ月以上その自治体に住んでいて(住所票がある状態)、幼稚園を通じて期限内に手続きをするなら誰でも申請できます。

住んでいる自治体によって、また保護者の所得によって補助金の額は違います。補助金の制度がない自治体や、制度の対象になっていない私立幼稚園もあります。まずはお住まいの自治体に問い合わせてみてください。

失敗しない幼稚園選びのための心構え

どんな子に育って欲しいか考えよう!

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