子どもを甘やかすと将来どうなる?甘やかしと甘えさせるの違い
子どもからの甘えは優しく受け止めよう
甘えられなかったらどうなる?
子どもが一番頼っているのは、親なのです。どんな親であれ、子どもにとって親は一番なのです。もし子どもが親に甘えを全く受け入れられなければ、子どもは頼る相手が見つからず、精神不安定になります。愛情を知らずに育ち、他人に愛情を注ぐことはできず、人にいじわるをして嫌われます。
「甘やかす」のではなく、甘えてよいときには十分に甘えさせてあげることが大切なのです。
子どもの甘えを受け入れよう
願いが叶い甘えが満たされると、子どもは自然と頑張るようになります。親にいつも「ダメ」と言われるのではなく、我慢すれば願いは叶うということを知っているからです。
まだ言葉の意味の分からない小さな子どもには難しいですが、言葉が理解できるようになれば、きっとママの気持ちも分かってくれます。最初はつらいかもしれませんが、我慢する経験も子どもの成長には必要だと頭に入れておきましょう。
甘えとしつけのメリハリを
例えば「病院で大声を出してはいけない。病気で寝ている人がいるから」と伝えて静かにさせ、公園に行ったときには思いっきり走り回って声を出して遊ぶなど、なぜダメなのか、よいのかを、子どもに分かりやすくメリハリをつけて教えましょう。
「今日は叱るの面倒だから」と考えがブレないように注意が必要です。毎日コツコツと積み重ねていくことで、子どもの心も成長しますよ。
甘やかしについて夫婦で話し合おう
どこまでOKかルールを決めておく
例えば、お皿に入れたご飯をしっかり食べたらおやつを食べてもよい、ジュースはおやつの時間に飲む、スマホは1日30分までなど、ささいなことでもルールを決めておくことをおすすめします。ルールを決めておけばパパとママの「ここまではOK」の範囲が同じになるので、子どもも戸惑わずに済みますよ。
子どもの可愛さから甘やかしてしまう方も多いので、家庭でルールを決めてメリハリをつけていきたいですね。
パパにも子育てに積極的に協力してもらおう
心に余裕が持てると、ワガママを言う子どもにも「今はご飯の時間だから、しっかり食べよう」と説得できますよね。ママの心にゆとりが持てるように、パパにも積極的に子育てに参加してもらいましょう。
パパが子育てに参加することで「甘やかし過ぎると子どものためにならないな」「ワガママに対しては叱ることも大切なんだ」など、子どものことを考えて行動してくれるようになるかもしれませんよ。
話し合いで夫婦の絆を深めよう
ママひとりで甘やかしについて考えて行動していても、パパが何も考えずただ子どもを甘やかすだけでは意味がありません。先ほどご紹介したように、どこまで甘やかしてOKにするかや、子どもがワガママを言ったときの対処法など、夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか。
夫婦で話し合うことで、協力して子どもと向き合っていけますよね。ママ一人では限界があるので、パパも協力して夫婦の絆を深めましょう。
まとめ
まずは、子どもに愛情をたくさん注いでください。その中で「これは甘やかしかな」と判断するときがあれば、子どもに分かりやすく説明することが大切です。最初は大変だと感じるかもしれませんが、パパと協力しながら乗り越えていきましょう。