【第1回】子どもの意志・自立を育てる「シュタイナー教育」とは?
これから園を探したい、子どもの教育をどうするか考えたい時、どんな教育があって、どんなことをするのか気になる方が多いですよね。今回は、様々な教育方法の中から「シュタイナー教育」を取り入れ、実践している「うめの森ヴァルドルフ子ども園」を取材しました。
「シュタイナー」とはどんな教育?
シュタイナー教育の基本
自立した人間を目指すという思想がベースになっており、「自我」が生まれる21歳までの間に、からだ、心、思考のそれぞれをバランスよく育てることを目指しています。
実際にシュタイナー教育を実践している園では、シュタイナーの考え方や人間観に基づき、子どもがより育ちやすい環境を整え、子どもの意志や行動を支援するためのサポートが日々行われています。
どんな力を育てるのか?
そのためシュタイナー教育では、教育者である大人が、子どもが自分の意志で自由に選択し、行動してもらうための環境作りを行います。
園の活動という大きなおおいの中にある様々な選択肢から、好きなものを選び取っていく、選択する経験を積み重ねていく中で、大人になった時に必要となる「自分の意志で行動し、行動の責任を持てる力」が身につき、やがて自立した人間が育まれていきます。
シュタイナー園で身につく力とは?
生活リズム、人との関わりを学ぶ
10:30 おやつ
10:45 ライゲン、オイリュトミー
11:00 外遊び
12:00 素話、人形劇
12:30 お祈り・食事
13:15 季節や天候にあわせて休息や外遊びなど
14:00 降園
赤ちゃんや小さい子どもは、ママや大きい子たちの姿に憧れて、自分もやってみたい、マネしたいという気持ちを持って、様々なことを経験し、身につけたり、覚えていきます。そうした気持ちが園の中では、下の子やお友達のお世話、お手伝い、片付けなどに繋がり、だんだん自分でやりたいこと、今やることを自然に考えることができるようになっていきます。
園での時間の感覚や人の流れを見て、感じて、知っていく中で、やがて自分の立ち位置を理解し、自分で考えて動けるようになっていきます。これは人間同士の距離やつきあいの感覚を認知すること、つまり人間関係やコミュニケーション能力にやがて繋がっていきます。
遊びを通じて育む創造力、集中力
子ども一人一人がしっかり遊びに入っていけるように、室内のカーテンを締めることで、外の様子が気になるなど、外に意識がいかないように配慮しています。
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