学習塾で子どもの学力を伸ばす!ぴったりの塾スタイルを見つけよう
この頃では、子どもが早くから塾に通っている家庭も多く「うちもそろそろ…」と考えているママは少なくないでしょう。実際に子どもが塾に通う場合、最適な年齢というのはあるのでしょうか?この記事では学習塾を選ぶ際のポイントや想定される必要経費、通うことで得られるメリットなどについてご紹介していきます。
目的に合った塾を選ぶための基礎知識
塾の種類や教え方の違いを知っておこう
次に、補習塾では小学校の授業のフォローや定期テスト対策の指導があり、学校の授業の復習の割合が多くなります。そして、総合学習塾は、受験対策と学校の授業のフォローなどを総合的に指導してくれる塾を指します。
また、授業形式にも「集団指導」と「個別指導」といった違いがあります。集団指導は学校の教室のような形で全員が一斉に授業を受けます。一方、生徒が一人ずつ区切られたスペースで勉強するのが個別指導です。このように、塾の種類や教え方にはそれぞれ違いがあります。
基礎学力UPから受験対策までいろいろ
また、家ではだれてしまい勉強をしない子でも、塾という環境に身を置くことで気持ちが切り替えられ、集中して勉強できるケースもあります。一方で、中学受験対策として塾を活用する家庭も多いです。
受験では学校で習う範囲の応用問題が出題されるため、学校の成績が優秀でも、入試でつまずいてしまう場合が少なからずあります。塾での受験対策に特化した指導カリキュラムで学力がアップするだけでなく、最新の受験情報なども仕入れることが可能です。
学習塾のメリットと通い始める時期
効果的な通い始め時期は目的により異なる
家庭での学習習慣が身についていない場合も同様です。小学生のうちから授業の理解に遅れが出たり勉強の習慣が備わっていなかったりすると、中学へ進学した後にますます授業のペースについていけなくなるでしょう。
中学受験を見据えているなら、小学校3年生の2月から通い始めるのがおすすめです。これは、一般的な進学塾においてこの時期から受験カリキュラムがスタートするのが理由です。いずれにしてもイヤイヤ通っても効果は薄いので、子どもとよく相談して通い始めたいですね。
通塾にかかる費用をきちんと把握しよう
また、通塾には月謝だけでなく、相場として10,000~25,000円ほどの入会金も必要です。ほかに塾の設備管理費や通信費などの諸経費、テキスト代などもあります。
さらに、春・夏・冬の長期休みには季節講習を実施する塾がほとんどです。受講するなら講習の費用も必要となります。このように、通常の授業費以外にもさまざまな費用がかかることを把握しておきましょう。
子どもに合った学習塾で学力向上を目指そう
個別指導と集団指導の違いと向き不向き
一方の集団指導では、学校のように多数の生徒を教室に集めて一斉に授業を行います。塾側が用意したカリキュラムに沿って指導があり、生徒の学習の達成度、または目的に合わせてクラスが分けられる場合があります。
競争心を持って生徒同士で切磋琢磨できるのがメリットですが、控えめな性格で、大勢の前で質問などが思うようにできない子には不向きかもしれません。
子どもの学習レベルと勉強する意欲を知る
厳しい環境に身を置いた方が磨かれるタイプの子もいるかもしれませんが、多くは塾の授業についていけないと塾に通うこと自体を嫌がるようになるでしょう。塾に通っていても、肝心な本人に勉強する意欲がなければなにも身につきません。
塾を検討するなら、子どもの現在の学校の成績、家庭での学習時間などもふまえて、希望する塾に子どものレベルが合うかを確認しましょう。まずは本人が意欲を持って通うことができるかどうかを、塾の見学や体験授業を通してチェックするのもよいですね。
まとめ
また、通い始める時期も希望の進路を見据えてしっかり考えましょう。あわせて通塾にかかってくる費用についても、きちんと把握しておくことが大切です。親子でじっくりと話し合って、子どもにぴったりな塾を見つけてください。