小学校受験対策に有効な習い事は?幼児教室の必要性とメリットも
小学校受験対策に先輩ママはどんなことをしたのでしょうか?幼児教室や習い事選びに迷っているパパやママに、志望校に入学するためには習い事は必要なのか、運動系の習い事を選ぶポイント、受験経験者が選んだ文科系の習い事などを紹介します。小学校受験対策の参考にしてくださいね。
小学校受験対策に習い事は必要?
必須ではないが習い事をしている子が多い
はっきりとしたデータはありませんが、受験をして小学校に入学した子どものほとんどが何かしらの習い事をしていたようです。過去の受験要綱などを確認したり、受験を経験した先輩ママに聞いたりして習い事を選んでいるようです。
もちろん、子どもが「やりたい!」という習い事を選んでいるご家庭もあります。自分で選んだ習い事はよく身につくと話していた友人ママもいましたよ。
小学校受験に向けての習い事もよいですが、ずっと続けていける習い事を選ぶのもよいですね。
プロの指導で的確な対策をとることができる
受験対策をしている幼児教室では、志望校別の対策ができるところがあり、ペーパーの試験はもちろん、面接の受け答えや運動の対策もできるようです。幼児教室に入ると自然と受験への競争心が芽生え、自分から学習するようになり、話が上手になったとわが子を評価しているパパやママもいます。
家でパパやママと学習をすることは楽しいですが、偏った学習になってしまったり、お互いに甘えてしまったりすることも少なくありませんね。幼児教室ではそのようなところを補って、小学校受験への自信もつけてもらうことができます。
習い事なしで家で受験対策をする場合も
・模擬試験や講習会などを利用し、家庭で課題となるところを学習した
・家庭でしかできないお手伝いや整理整頓などで、マナーやルールを身につけた
・「読み聞かせ」で知識をつけた
などを中心に家族で協力して学習したようです。小学校受験をする前には、ぜひ、ご家庭の教育方針を家族で話し合ってください。
小学校側で受験のときに確認したいポイントの一つに「どのように育てられてきたか?」というものがあります。自然と面接官に伝わってしまうようですので、毎日の家庭での生活を大切にしてくださいね。
受験対策には運動系の習い事も検討しよう
東大生の6割は幼少期に水泳を習っていた
小学校受験対策で水泳を習うとどんな効果があるのでしょうか?マンツーマン指導のスイミングスクールもありますが、たいていは一人のコーチがたくさんの子どもを同じ時間に教えるというのがスイミングスクールのやり方ですね。
その際に、競争心が芽生えるといいます。できるようになってくると同年代の子どもには負けたくなくなってくるようです。
大会などに出場するようになると、自分とタイムの闘いになるので、自己分析力がつき、自分に足りないところを客観的にみることができるようです。向上心や自己分析力は学習でも必要ですね。
体操は自主性や忍耐力の向上が期待できる
習い事としての体操をやっている子どもは増えてきましたね。小学校の体育を見据えて習っている子どもは多いですが、体操をやることで自主性や忍耐力がつく以外にどんなメリットがあるのでしょうか?
・成功体験を通して自己肯定感を育める
・集団行動で社会性が身につく
などです。運動能力の向上はもちろん、目標に向かい頑張ったり、ほかの人とうまく関わっていったりすることを学べる点が体操教室のメリットです。
小学校受験という目標に向かってやり抜く力を体操で身につけていけるとよいですね。
礼儀正しさを身につける武道が人気急上昇
武道は小学校受験で重要視されている礼儀を学べる習い事のひとつでもあります。もちろんほかの習い事でも、あいさつや片付けなどを重視しているところが多いですが、武道は上下関係が特にしっかりしています。
幼稚園児、保育園児であっても、自分より小さい子どもが入ってきたら教室のことや準備のことなどを教えなければなりません。これはただ教えるだけでなく、相手を思いやる心で教えるということを身につけるきっかけにもなります。
最近では、スイミング教室と同じく親子で通える武道教室も増えてきました。小学校受験対策に親子で礼儀を学んでみるとよいですね。
受験経験者が通った文科系の習い事は?
想像力が身につく絵画などの美術系
お絵描きが苦手だという子どもの中には、描き方がわからないという子どももいます。小学校入学前の絵画教室など美術系の習い事では、絵を好きになることから教室がスタートします。
最初は見たものをそのまま絵にするのはなかなかむずかしい作業ですが、楽しんで何度も描く過程で、絵の描き方、想像して描く力が身につきます。
線や丸などの基本的な描き方ができ、プラスアルファで自分らしさを表現できる子どもを小学校では求めている傾向にありますので、型にはまらない自由な発想で絵を楽しめるようになってほしいですね。