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新生児が伸びをする意味は?伸びのよいところや困りごとを紹介

新生児が伸びをする意味は?伸びのよいところや困りごとを紹介

新生児が力を入れて伸びをしているのを見ると、とても可愛らしいですね。でも、時々赤い顔して伸びをしたり、うなりながら伸びをしたりして、苦しそうにも見えて心配になることも…。新生児はどうして頻繁に伸びをするのでしょうか。赤ちゃんの伸びに関することをまとめて紹介します。

新生児が思いっきり伸びをする理由

成長による体の異変に対応している

生後28日までの赤ちゃんである新生児は、すごい勢いで成長しています。新生児といわれる時期で約5cmほど身長が伸びる子もいますし、体重も1㎏ほど増える子もいます。

赤ちゃんの体の中では、その成長に合わせて体が対応しています。赤ちゃんが思いっきり伸びをするときに身長が伸びているともいわれていて、成長によって体も反応し伸びをしているようなのです。

顔を真っ赤にして全身に力を入れて伸びをしていると心配になるかもしれませんが、多くの赤ちゃんにみられる行為ですから、大丈夫ですよ。思いっきり伸びをするぐらい、赤ちゃんは成長するために頑張っているのです。ママも赤ちゃんが無事に成長するように応援してあげてくださいね。

生まれながらの原始反射「モロー反射」

赤ちゃんが生まれてから3カ月頃までにみられる原始反射に「モロー反射」があります。原始反射は外界の刺激から身を守るために生まれながらに備わっている反応です。無意識に自分を守ろうとしているわけですね。

「モロー反射」は寝ているときでも、起きているときでも起きますが、大きな音がしたり、体が後ろに倒れそうになったりしたときに、突然「ピクッ」と何かに抱きつこうとする反射のことです。

モロー反射が出てビクっとしたときに、伸びをしているようにみえるママもいるかもしれません。このモロー反射は4カ月頃には自然となくなり、なくなった頃には首がすわるともいわれています。新生児には誰にでもある反射ですから、心配はいりませんね。

うんちやおしっこ出すためのもがき

うんちやおしっこを出すためには、お腹に力を入れて圧力をかけてお腹の外に出しますね。赤ちゃんは体の動かし方もお腹への力の入れ方も未熟ですから、うんちやおしっこを出すときに全身に力を入れてしまうことがあります。

そのうんちやおしっこを出すために全身に力をいれてもがいている状態が、伸びをしているようにみえることもあるかもしれません。毎日うんちやおしっこをすることで、赤ちゃんは少しずつお腹に力を入れるのが上手になってきます。

大きくなるにつれておしっこもまとめてできるようになりますよね。うんちやおしっこを出すのに全身に力を入れなくてもできるようになりますので、もがくような伸びはみられなくなるでしょう。

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よいことがいっぱい!伸びのメリット

同じ姿勢が長く続き凝った筋肉をほぐす

赤ちゃんは無意識でしている伸びですが、赤ちゃんの体にとってよいことがたくさんあります。

まず、新生児は自分で体を動かすことがほとんどできません。手足をバタバタさせたり、伸びをしたり、原始反射で動いたりはしますが、ママが動かしてくれない限り基本的には同じ姿勢でいることがほとんどです。

大人でもそうですが、同じ姿勢でいると肩が凝ったり、身体が硬くなった感じがしますよね。同じ姿勢でいることで、体が凝ってしまうのです。

そんなときに、伸びをすることで凝った筋肉はほぐれます。ストレッチをしているのと同じ働きをしてくれるわけです。体がほぐれると気持ちがよいですねよ。新生児は無意識で筋肉をほぐしているのです。

圧迫していた血管を解放し血流が良くなる

赤ちゃんは眠りながらでも、起きていても伸びをします。特に新生児は寝ているか、ママやパパが抱っこしているかの姿勢で過ごすことが中心になり、同じ姿勢になりがちです。自分の意志で動けないのですから仕方がないですよね。

そうした動かない状態が多い中、伸びの姿勢をすることで筋肉は伸ばされます。ただ寝ている状態であれば、筋肉は変化はありませんが、体が伸びると筋肉は細くなります。

筋肉と筋肉の間を通っている血管は、筋肉が細くなることで圧迫されている状態から解放されて、血液の流れがよくなります。体全体の血行がよくなるというわけです。血流がよくなると、疲労物質やむくみの原因の老廃物が流れるようになり、疲労やむくみも解消されますね。

成長ホルモンの分泌を促し発育に効果がある

人は体を動かすことで一酸化窒素が分泌されるといわれています。この一酸化窒素は「血管を拡張させ血流をよくする働き」「成長ホルモンの分泌を促進する働き」があるといわれています。

大人にとっては成長ホルモンは若さを保つホルモンでもあるようですが、子どもにとっては身長が伸びるのに必要なホルモンになります。成長ホルモンの分泌は骨の形成もしてくれますから、赤ちゃんの発育に効果があるのです。

赤ちゃんが伸びをして体を動かすことで、体の中では成長に必要なホルモンが分泌されるのですね。伸びをすること自体でも身長は伸びるようですし、伸びるために必要な成長ホルモンも分泌されるのですから、新生児がすごい勢いで成長するのも分かる気がしますね。

新生児が伸びながらうなったり、いきむ理由

おなかの中にガスが溜まっている

新生児は色々なものが未熟な状態で生まれてきます。消化器系も未熟ですから、消化不良でおしっこやうんちを消化するのもまだ上手にできず、ガスが溜まってしまうのです。

おっぱいやミルクを飲むのもまだ下手ですから、空気も一緒に飲み込んでしまいガスが溜まりやすいこともあります。おなかにガスが溜まるとお腹が張って苦しいですよね。

苦しいから伸びをしながらうなったり、いきんだりしているのですね。おなかにガスが溜まっているならば、ガスを抜いてあげると楽になるでしょう。

ミルクだけでなく母乳を飲ませていても授乳後にゲップを出すことを忘れずにすると赤ちゃんは楽ですよ。寝返りをする頃には自然とうなったりいきむことも減ってくるでしょう。
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