つわりで仕事を早退してもよい?職場への対策と症状への対処法
つわり症状が軽減するための対処法とは
つわりがどのタイプか知る
吐き気をもよおす程度のものから、寝ているとき以外はずっと吐いてしまう重度の症状があります。ひどい場合は「妊娠悪阻」となり、入院が必要になることもあります。
<2>食べつわり
空腹になると吐き気があるので、常になにかを食べていたいのが食べつわりです。吐きつわりとの併発もよくあるようです。
<3>眠りつわり
1日中、倦怠感や集中力低下にともない、強い眠気がつきまといます。
<4>よだれつわり
唾液の分泌が盛んになり、不快感などで飲み込めなかったり吐き気を感じたりすることもあります。
<5>においつわり
嗅覚が敏感になり、さまざまなにおいに不快感を感じます。においをかいだことにより吐いてしまう吐きつわりと合併型の方もいるようです。
タイプ別でつわり対策をする
脱水症状にならないためにも、水分はしっかり摂ることが大切です。冷たくて喉ごしのよいゼリー、豆腐などが食べやすいでしょう。
<2>食べつわり
食べつわりは、つい食べ過ぎになりがちなので、体重増加に気を付けましょう。対策としては、1回の食事量を少なくして食事回数を増やすとよいですよ。
<3>眠りつわり
10分程度でもよいので、眠る時間を確保しましょう。仕事中は休憩時間を延長してもらうなどの対策をしましょう。
<4>よだれつわり
口の中をサッパリさせると効果的です。うがいやガム、ミント系のハーブティーもよいですよ。
<5>においつわり
ある特定のにおいが分かれば、そのにおいを避けたりマスクをしたりして対策しましょう。
アロマオイルでリラックスをする
しかし妊娠中は避けた方がよいアロマオイルがあるので、おすすめのアロマオイルとあわせてご紹介します。
避けたほうがよいアロマオイルには、子宮収縮の作用や通経作用のあるものです。リラクゼーション効果の高いラベンダーやローズマリーは通経作用があり、ジャスミンやカモミールも子宮収縮作用があり、最悪の場合流産につながる恐れがあります。
おすすめは、リフレッシュ効果のあるレモン、食欲不振や不眠などに効果が期待されるオレンジなどです。また、合成香油ではなく、天然の精油(エッセンシャルオイル)を選ぶことも大切です。
まとめ
しかし妊娠した瞬間から、自分1人だけの身体ではないのです。小さな命が宿っているので、つわりで辛いときは赤ちゃんからの「ママ休んでね」というメッセージなのかもしれません。
つわりの症状は個人差があるので、業務が困難と感じたら早退や欠勤をして無理をしないようにしましょう。日頃から周囲の人への感謝の気持ちを忘れずに伝えていくことで、つわり休暇をとりやすくなるはずですよ。