妊娠22週のママの過ごし方。体調で判断してできることを進めよう
22週の過ごし方で気をつけておきたいこと
おりものが増えてくるのでシートなど活用
妊娠中期に入るころには、「今までに比べて随分とおりものの量が増えた」と感じるママもたくさんいます。これは異常ではなく、赤ちゃんをお腹で育てて出産を迎えるために必要な体の準備が進んでいるためで、ママの体では卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌がぐんぐんと高まり、それにともなって頸管粘液(おりもの)も増えているのです。
妊娠中期のおりものは、透明~白でサラサラとした状態が多くなります。おりものシートなどを活用して不快感を和らげましょう。
早産にならないように出血があればすぐ受診
妊娠22週目以降から37週未満で赤ちゃんが生まれてしまうことを早産といいますが、行動しやすくなる22週目以降は、ママが無意識に無理をしていることも多く「切迫早産(早産になりかかかっている状態)」と診断されることも多いのです。
お腹がギューっと硬くなったり(お腹の張り)、痛みがあったり、出血がある場合には、早めに担当医に相談して指示を仰いでください。受診までの間も、家事はストップして横になって過ごすなど念には念を入れて安静を心がけましょうね。
切迫早産はママの動きすぎや疲労が原因になるほか、体質的に早産になりやすいケースもあります。
肌トラブルが起きやすいのでUVケアを
これもホルモンバランスの変化によって引き起こされる症状で、シミやそばかすだけでなく、お腹や股関節の皮膚が黒ずんできたりもします。この時期に出現したシミやそばかすは色素沈着を起こしやすいので、日中は日焼け止めを塗り長袖の羽織物を羽織るなどしてケアを心がけましょう。
またシミやそばかすが出なくても、日に当たった部分の皮膚が痒くなることもあります。日焼け止めなどの紫外線対策とともに、保湿も常に忘れないようにしておきたいですね。
まとめ
体の変化も起こりやすい時期なので、毎日の生活を楽しみながらも体調の細かな変化を意識して、母親学級や名づけの候補を選ぶなど、毎日の体調で判断しながらできることをゆっくりと進め、赤ちゃんを迎える準備をしましょうね。