電動のママチャリの種類を知りたい!選び方と安全に乗る方法
電動ママチャリを長持ちさせるコツ
乗らないときはカバーをつける
基本的に自転車は、雨に濡れるとチェーンやハンドル部分など、錆びにくいとされるステンレスが使われていたとしても、こまめにお手入れしていなければ錆びることがあります。また、日当たりのよい場所で保管している場合は、プラスチック部分やタイヤ、グリップなどの劣化が早いです。
電動ママチャリには、モーターやバッテリー、手元のスイッチがついていますよね。防水機能が備わっていますが、大雨で濡れると故障することもあるようです。カバーをつけることで劣化しにくくなるだけでなく、汚れを予防することもできますよ。
バッテリーの扱いに気をつける
一番のポイントは充電回数を少なくすることです。バッテリーの寿命は走行距離ではなく、充電回数が関係しているので、あまり乗らない場合でも毎日充電していれば短くなります。今、主流となっているリチウムイオン電池の場合は約700~900回の充電が目安です。
バッテリー残量が0%になっても劣化の原因となりますので、残量が10%以下になったら100%に充電し、あまり乗らないときでも50%程度を保つようにしましょう。また、高温の場所では負担になるので、暑い日は室内で保管するようにするとよいですよ。
タイヤの空気をこまめに確認する
少なくても1カ月に1回は空気を入れるようにしましょう。タイヤの適正空気圧はタイヤ側面に記載されていますが、購入先の自転車屋さんで入れてもらうと安心です。
特に、電動ママチャリの場合、タイヤの空気が少なくなってペダルが重たくなっていても気づきにくく、バッテリーに負担をかけることにもなります。タイヤの空気を適正に保つことは、乗せている子どもを危険から守ることにもなりますので、いつ空気を入れたのかメモしておくとよいかもしれませんね。
電動ママチャリを安全に乗るには?
転倒防止のハンドルロックがあれば安心
ハンドルロックとは、ハンドルが動かないように固定する機能です。手や足がぶつかっても動かないので、乗せ降ろしがスムーズであるほか、前輪が急に動いて転倒する心配がなくなります。子どもの乗せ降しがうまくできずに、自転車が倒れて子どもがケガをすることもあるかもしれませんが、ハンドルが動かなければ安心ですね。
同時にハンドルロックがかかることで盗難防止にもなります。ハンドルロックがかかっていたら、押してそのまま盗むという行為が難しくなるためです。電動ママチャリは値段が高いので、盗難対策にもなると助かりますね。
子どもには必ずヘルメットを着用させる
子ども用のヘルメットは軽いものと重いものがあり、重過ぎると首に負担がかかるので軽い方がよいかもしれません。また、頭の大きさを測った上で適した大きさのものを買いましょう。大きめのヘルメットは外れやすく、頭を打ったときにヘルメットの中で頭が回転してしまい脳しんとうのリスクが高くなってしまいます。
ヘルメットには色々なデザインがありますので、子どもの好きなものを選ぶと喜んでかぶってくれそうですね。
紛失に備えて防犯登録はしっかりと
電動ママチャリを購入した際に購入店で加入してくれ、ステッカーを貼ってくれるでしょう。この防犯登録をしておくと、盗まれたときに警察が照合して探しやすくなることがあります。
ネットで購入した場合は、購入したお店の所在地の自治体で防犯登録をすることになります。住んでいる地域が遠い場合は、盗難に遭ったら警察に照合してもらうのに時間がかかることがあるので注意してくださいね。
紛失しないのが一番ですが、いざというときのためにできることはきちんとしておきましょう。
まとめ
タイヤのサイズは小さい方が安定し、バッテリーは大きい方が充電時間が長く走行可能距離が長いので楽です。ただ、ママが何を重視するかを考えて、希望にかなったものにしましょう。子どもを乗せるものなので、安全を第一に考えて快適に乗れる電動ママチャリを選びたいですね。