子どもにゴルフを教えよう!クラブの選び方とゴルフを学ぶメリット
子どものころからゴルフに親しむと、どんな効果があるのかな?いざ始めるとなると何をしたらいいのかな?どんな道具が必要?ゴルフスクールはいつから入れるの?コースデビューは?はたして子どもがゴルフを好きになってくれるのかな?そんなお悩みにお答えします。
目次
- 子どものゴルフ練習は何歳から?費用は?
- 子どものゴルフ練習のスタートは
- レッスン代やプレーフィーの費用
- 子どもがゴルフを学ぶメリットとは?
- 礼儀やマナーが学べる
- 集中力や自立心が向上する
- 家族で一緒にゴルフを楽しめる
- ジュニア用クラブの正しい選び方
- 小学生以下は短いクラブを使おう
- 年齢より身長を優先させて選ぼう
- 中学生以上は体格にあったクラブを選ぼう
- 子どもをやる気にさせる教え方
- 初めのころはとにかく褒める
- 目標を決めてゲーム感覚でチャレンジする
- 練習できる環境を整えてあげる
- プレー前に子どもに教えておきたいポイント
- 最低限のマナーをしっかり教える
- ゴルフ場での親子プレーはルールを徹底する
- 気持ちのいい挨拶を心がける
- まとめ
子どものゴルフ練習は何歳から?費用は?
子どものゴルフ練習のスタートは
スタートする年齢が低いほどゴルフの感性を磨けるといわれます。しかしプレーヤーのやる気などの個人差もありますので一概にはいい切れません。
一方でゴルフはマナー・ルールに厳しいこと、活発な動きが少ないので飽きやすいスポーツであること、ジュニアゴルフのコースのスクールが少ないこと、筋力が未発達の子どもが始めると筋肉の偏りが出てしまうこと、そしてお金がかかるスポーツであることなどを踏まえると、10歳くらいから始めるのが適当ともいわれます。
ゴルフ人生を数値化したときピークにもっていくまでに必要な練習時間は約2万時間といわれています。20代前半にピークを持っていくとすれば、1日4時間練習して約13~14年。10歳でも間に合うのです。
レッスン代やプレーフィーの費用
現在活躍している有力選手は地方出身者が多いことは周知のとおりですね。トッププロは主要都市出身者は意外と少なく、沖縄や鹿児島、熊本などの地方出身選手が多いのです。その理由の一つに地方都市でのプレーフィーの安さがあります。プロになるには10年以上練習やレッスンを続けなくてはいけません。よほど裕福な家庭でない限り金銭的負担は大きいです。
また沖縄は格安でゴルフを楽しめることで知られています。沖縄出身の宮里藍三兄弟をはじめ多くのプロを輩出しているのも、沖縄には思う存分練習できる環境が整っているからではないでしょうか。ゴルフ場や練習場が市街地から近いこと(車で30分以内)、そして練習場利用料の安さ(打ち放題1000円など)。真剣にプロゴルファーを目指し金銭的負担を軽減したいのであれば、沖縄移住も一つの手かもしれませんね。
子どもがゴルフを学ぶメリットとは?
礼儀やマナーが学べる
ゴルフはサッカーや野球などと違い、審判がいないことが特徴のスポーツです。子どもだからといって何をしても構わないというわけではなく、老若男女問わずルールやマナーなど、自分の行動に責任を持たなくてはいけません。また伝統のあるスポーツでもありますので、楽しいだけではなくその中で礼儀作法やルールを学ぶことの大切さを実感できる競技でもあります。
競技上だけでなく、一人の人間を成長させる場として、ジュニアやキッズ時代からゴルフに触れていくことは、必ずや子どもにとって大きなメリットになることでしょう。
集中力や自立心が向上する
そしてさまざまな状況に応じて、どんなショットが必要なのかを考えながらプレーすることが必要とされるので、技術力はもちろんのこと、自然とセルフ・コースマネジメント能力を養うこともできます。つまり子どもたちに自立心を身につけさせることができるのです。
ゴルフは子どもたちの集中力、自立心を向上させることのできる数少ないスポーツではないでしょうか。
家族で一緒にゴルフを楽しめる
子どもがゴルフを始めたのをきっかけに、家族同士で共通の話題ができ、コミュニケーションが増えたという話をよく聞きます。
多くのゴルフコースは遠方にありますので、旅行気分も味わうことができます。そして自然公園のように整備されているので、そこにいるだけでも楽しめます。最近はゴルフをしなくとも一緒に同伴し、コース内見学をすることのできるゴルフコースも増えてきています。
ジュニア用クラブの正しい選び方
小学生以下は短いクラブを使おう
ジュニア用のクラブは身長・年齢に応じて適した長さが変わってきます。身長150cm以下だと大人用は長くて振りづらく、ボールを上手にとらえるのが難しくなります。子どもには大人ほどパワーがありません。長さを短くしたほうがスイングしやすく扱いやすいクラブになります。
思い切ってクラブをカットするという手もありますが、やりすぎると使い物にならなくなってしまいますので気を付けてください。短く持つなど自分で調整するのもいいですね。
年齢より身長を優先させて選ぼう
3種類のスペックですが、身長表示で90~110cm(3~6歳用)、110~130cm(6~9歳用)、130~150cm(9~12歳用)という感じになっていますので、体格・年齢にマッチしたものを選べます。身長と年齢とはいってもかなり個人差がありますよね。年齢の割に身長が高い(低い)場合は、年齢よりも身長を優先させて選びましょう。
バックスイングをした状態で左腕だけでクラブを持たせてみてください。その体制で無理なく持つことができていれば大丈夫ですよ。