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子どもにゴルフを教えよう!クラブの選び方とゴルフを学ぶメリット

子どもにゴルフを教えよう!クラブの選び方とゴルフを学ぶメリット

中学生以上は体格にあったクラブを選ぼう

将来を見越して、少し重ためのものや少し長めのものを選んでしまう気持ちはよくわかります。しかし中学生は体格(身長・体重)に合ったクラブを選びましょう。ちなみに軒並み成長盛んだった小学生に比べると、中学生くらいからは成長もだいぶ落ち着いてきますので(もちろん個人差はありますが)、ジュニア用のクラブは必要ないと思います。

中学1~2年生で身長・体重ともに平均以下ならば、男女問わず女性用クラブを選択してください。また体重が平均以上であれば、男子は男性用初心者向けクラブ女子は女性用初心者クラブを選ぶとよいでしょう。

自分の体格に合ったクラブ選びをし、正しいスウィングを身に着けさせることが上達への近道です。

子どもをやる気にさせる教え方

初めのころはとにかく褒める

子どもは褒められることで楽しくなりまたやってみようと思います。初めから上手にできないのは当たり前なので、すぐにこうした方がよいと大人が手を伸ばしアドバイスをするのではなく、まずはできているところをしっかりと褒めてあげましょう。

クラブにボールが当たるまで、もしかしたらたくさんの時間を要するかもしれません。クラブを振り回すのも苦痛かもしれません。ボールに当たらなかったら大人だってつまらないものです。まして子どもですから、すぐにへこたれてしまいます。

上手にスウィングできた、また少しでも当たったときは、すごいね!頑張ったね!と褒めてあげて、子どものモチベーションを高めることに徹して、やる気を引き出してあげましょう。

目標を決めてゲーム感覚でチャレンジする

腹筋20回×3セットのような形をとると、子どもはすぐに飽きてしまいます。でもクラブを握ったときだけゴルフをするというのでは、上達も遠い未来となってしまいます。

サッカーワールドカップでも力強く活躍されていた長友選手。彼といえば「体幹」ですよね。子どものうちに体幹を覚えておくと、大人になってからのバランス感覚が向上します。

楽しい体幹ゲームを紹介します。腕立て伏せの状態で二人で向き合います。そして、片手でボールをエアホッケーのようにパスし合います。うまく返せなかったら負けというトレーニングのゲームです。

このゲームはゴルフに必要とされる、多裂筋・腹横筋・大殿筋などの背中から骨盤周辺の体幹筋を、自然と鍛えることができます。

練習できる環境を整えてあげる

家にスペースがあれば、パターの練習マットを用意するとよいでしょう。毎日の生活の中でちょっと暇ができたらパターの練習!なんて具合に、ゴルフを身近に感じさせましょう。

家でするのなら、家族間でルールを決めて親子で対決してみるのもよいですね。まだパターも難しい幼い子どもの場合は、プラスティック製のおもちゃのゴルフクラブを使ってボールを打つのもいいかもしれません。勝ったらカレンダーにシールを張るとか、スタンプが30個たまったら何かご褒美をあげるなど、あの手この手でやる気を起こさせましょう。

練習とは思わずにゲームをやっている感覚で、知らぬ間に上達し、子どもにとってゴルフがとても面白いものになっているかもしれません。

プレー前に子どもに教えておきたいポイント

最低限のマナーをしっかり教える

ゴルフは年齢・性別・体力の差に関係なくできるスポーツです。だからこそ最低限のルールやマナーを守らないと、ほかのプレーヤーに迷惑をかけることありますし、怪我あるいは命にかかわるような危険もあります。厳しいようですが、初めて練習場へ行くときから気を付けなくてはいけません。

子どもと一緒に練習場やゴルフ場に行くために注意したいポイントをご紹介します。泣かない、騒がない、走り回らないなど丁寧にしっかりと教えましょう。決められた場所だけでクラブを振る、人のいる方向にクラブを振らない、ほかの人がクラブを振っているときに近づいたり、打とうとしているときに音をたてない、立ち入り禁止の場所には入らないなど、安全面においては徹底的に教えてあげましょう。

ゴルフ場での親子プレーはルールを徹底する

練習場で大人顔負けのショットが打てるようになるとゴルフ場でデビューしてみたくなりますよね。ルールやマナーが理解できれば、ぜひ親子でゴルフ場デビューをしてみましょう。ゴルフ場では練習場以上にマナー厳守ですので親がしっかりと気を配ってあげましょう。

特にスロープレーは後続のプレーヤーへの迷惑になりますので、状況によってはロストボールを諦めたり、プレーを中断して次のホールに進んだり、グリーンにオンした後はパターはなしなど、プレーファーストに心がけてください。

ゴルフ場側がOKして貰えるのであれば2サムプレーでの予約もいいですね。ルールやマナーに比較的寛大なショートコースで慣れてから、本コースデビューするのもいい方法です。

気持ちのいい挨拶を心がける

子どもがゴルフをするときに親が最低限教えるべきことは、挨拶とマナーです。挨拶は気持ちのよいプレーをするには欠かせません。町の中で笑顔で挨拶をする子どもと出会ったことはありませんか?笑顔の挨拶は、する側される側ともに最高の気持ちにさせてくれます。

そして、最低限のマナーをしっかりと教えることは、ほかのプレーヤーとのコミュニケーションにも繋がりますし、安全にプレーするためには必要不可欠なことです。これは初めて練習場へ行くときから徹底しましょう。

親は挨拶やマナーを徹底的に教え、厳しく子どもに指導することを常に頭に置いておきましょう。そして子どもに安全で楽しいゴルフ体験をしてもらえるよう、計らいましょう。

まとめ

ゴルフは紳士のスポーツ、お金持ちのスポーツ、接待のスポーツといわれることもあります。しかし、最近はプレーフィーも安価になってきているためか子どもの来場を歓迎するゴルフ場も増えてきており、以前よりもずっと家族みんなでゴルフを楽しむ環境が整ってきています。

子どもの習い事にゴルフを加えてみると、将来にわたり家族で楽しむことができるかもしれません。将来への投資と思い、子どもに習わせてみてはいかがでしょうか。
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