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【宮城】日本最大級の木造帆船を見られる「サン・ファン館」

【宮城】日本最大級の木造帆船を見られる「サン・ファン館」

石巻市にある約400年前に太平洋を往復した「サン・ファン・バウティスタ号」の復元船が展示された「宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)」があります。太平洋に浮かぶ帆船の見学やワークショップ、芝生広場で子どもと休日をゆっくり過ごすことができます。

歴史上の船を再現した博物館

慶長使節船ミュージアムとは

石巻市の南東に位置する牡鹿半島にある「宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)」。1996年に開館した博物館では、約400年前に慶長使節ら一行を乗せ、太平洋を往復したガレオン船「サン・ファン・バウティスタ号」を復元し係留展示をしています。また、パネル展示やシアター映像を通して、慶長使節の歴史的偉業や大航海の様子などが学べる施設です。

施設へのアクセス、周辺施設

太平洋に囲まれた牡鹿半島にある博物館に車で行く場合は、三陸自動車道「石巻河南IC」より牧山トンネル経由で約30分、300台の無料駐車場も完備しています。電車で移動の場合は、最寄りの駅がJR石巻線「渡波駅」。徒歩だと約25分ほどかかります。また、JR「石巻駅」から路線バス鮎川線を使って「サン・ファンパーク」で下車というルートでも行くことができます。ただ、サン・ファンパークの停車は、土・日・祝日のみのため、平日は「汐見台公園入口」で下車になります。

石巻駅周辺には子ども連れが楽しめるスポットがあり、特に仮面ライダーやサイボーグ009など石ノ森章太郎作品が楽しめる「石ノ森萬画館」がオススメ。石巻駅からも近く、サン・ファン館からも車で約15分の距離なのでお出かけの際には寄ってみてはいかがでしょうか?

迫力満点の復元船を堪能しよう

船を見るなら中段野外広場へ

国内で復元された最後のガレオン船。現在、復元船を一番近くで見られるのが中段野外広場になります。入館後、高低差30mあるエスカレーターを降りたところにある野外広場。長いエスカレーターは、子どもが足を踏み外して転んでは危険ですのでしっかりと手を握ってあげましょう。

見えてくるのが「サン・ファン・バウティスタ号」。太平洋に向かって佇む全長55.35m、高さ48.8mの船体は迫力満点です。船尾には、伊達家の家紋である九曜紋が描かれており、野外広場からよく見ることができます。内部も展示をまじえて再現されており、以前は乗船して見学もできましたが、現在は震災等による老朽化で、ドック棟の立ち入り及び乗船見学が中止となっています。

また、広場には撮影ポイントもあるので思い出に撮影をしてみてはいかがでしょうか。

展望棟からの眺めが最高です

博物館の外にあるサン・ファン・パークは、無料で使うことができる芝生の広場になっており、走り回ったりする子どももいます。太平洋を見渡せるベンチは、海から吹く風も気持ちよく休憩にも最適です。

双眼鏡が設置されており、港やサン・ファン・バウティスタ号を見ることができます。
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