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【管理栄養士監修】ナスを使った夏ごはん。子どもの夏バテ防止レシピ

【管理栄養士監修】ナスを使った夏ごはん。子どもの夏バテ防止レシピ

ナスは夏の代表的な野菜の一つ。クセが少ないので、子どもも食べやすい食材の一つなのではないでしょうか。今回はナスと相性の良い豚ひき肉や、子どもが好きなチーズも使った丼メニューをご紹介します。ナスがちょっと苦手と感じている場合でも、小さめに調理するので一度食べてみようかなと思ってもらえれば嬉しいです。

「ナスのそぼろ丼」で採れる栄養について

ナスには血圧を調整するカリウムが多く含まれています。特にナスの皮にはナスニンという成分があり、このナスニンには抗酸化作用があります。

また、豚肉にはビタミンB1がたくさん含まれています。このビタミンB1は、ごはんなどの糖質の代謝に必要なビタミンなので、ごはんとの相性もバッチリですよ!このレシピではニンニクも使うのですが、ニンニクの匂い成分であるアリシンはビタミンB1の吸収を高めてくれます。

ほかにも、子どもが食べやすくなる工夫として丼にチーズを乗せてみました。チーズにはカルシウムがたくさん含まれていますよね。今回の料理の具材は、子どもが積極的に摂りたいたんぱく質とカルシウムを多く摂れるように意識しました。

ナスと豚肉は味の面でも相性が良く、丼にするので食べやすくなっています。炭水化物、たんぱく質、ビタミンやカルシウムなどの栄養素もバランス良く摂れるのではないでしょうか。このメニューならお昼ご飯にも夜ご飯にもオススメですよ。

パクパク食べたい!ナスのそぼろ丼のレシピ

材料(2人分と幼児1人分)

・油・・・適量
・豚ひき肉・・・250g
・ナス・・・中3本
・ネギ(小口ネギ)・・・適量
・サラダ用のシュレッドチーズ・・・適量
・おろしにんにく(チューブ)・・・好みの量
・味噌・・・大さじ2
・しょうゆ・・・大さじ1と1/2
・砂糖・・・大さじ2
・ごはん・・・適量

作り方

①ナスを洗い、耐熱容器に入れてラップをかけて500W・3分を目安に電子レンジで加熱します。
(*機種によって加熱時間は異なるので、ご自宅のものに合わせて調整してください)
 
②ナスを電子レンジで加熱している間に、ネギをキッチンばさみで小さく切ります。 
 その後、油をフライパンに入れて火をつけます。
 フライパンが温まってきたらニンニクを入れます。
 香りがたってきたら、豚肉を入れます。ここで、塩とコショウ(分量外)を適量入れます。
 (*この間に、ナスは加熱が終了したら、ラップを外して粗熱をとっておいてください。)

③豚肉を炒めている間に、粗熱が取れたナスを一口大の大きさに手で割きます。

④豚肉に火がしっかりと通ったら、ナスを足して味噌、しょうゆ、砂糖で味付けをします。

⑤味が整ったら、②で切ったネギを足して軽く火を通します。

⑥器にご飯を盛り、その上に作った豚とナスのそぼろをのせます。
 その上にお好みの量でチーズをのせてくださいね。

ママにおすすめのポイント

今回のレシピの特徴は、時短と包丁を使わないという2点です。豚肉はひき肉を使用することで、切る必要もなく火の通りも早いです。ナスも電子レンジで加熱することで時短になりますし、加熱されたナスは柔らかいので手で割くことができます。

忙しいママにとっては、調理中の洗い物もなるべく減らしたいですよね。レシピでは、買ってきた長いネギをキッチンばさみで切っていますが、スーパーなどでは既に切った状態で売られているネギもあります。それを使用すれば、切る作業さえ不要になりますね。今回のメニューは丼なので、使う食器が減ることで少しでも楽に感じていただけたら嬉しいです。

また、夏は特に食中毒にも気を付けたい季節。食材にしっかりと火を通すことも調理の上で大切なことです。今回のレシピだと加熱が足りなかったという状況は避けられやすいと思います。

ネギも子どもにとっては生で食べることが難しい時もあるのではないでしょうか。なので、調理が終わる際に軽く火を通すことで、ネギの辛みが少しでも抑えられたらいいなと思います。

まとめ

今回はナスのそぼろ丼をご紹介させていただきましたが、こちらに合う副菜として、「チンゲン菜とえのきたけの中華スープ」もおすすめです。

チンゲン菜はよく洗い手でちぎり、えのきたけは、キッチンばさみで石づきを切った後、手で割いてください。そして中華スープの素で味付けし、野菜を入れて加熱すれば完成!

えのきたけを入れることにより、丼に乗せたチーズのカルシウム吸収の効果アップを期待できます。チンゲン菜は、ベータカロテンとビタミンCを豊富に含んでいるので、バランスよく健康的な食事になればいいなと思います。
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