赤ちゃん出産後はご近所へ挨拶しよう!マンション住まいの挨拶方法
マンションなどの集合住宅暮らしのママは、出産後にご近所に挨拶に行った方がよいのか迷うことも多いようです。赤ちゃんは昼夜問わず泣くものですし、騒音トラブルなどを避けるためにもできればご近所の方と少しでも良好な関係を築いておきたいものです。今回は挨拶のメリットと具体的な挨拶回りの方法をお伝えします。
赤ちゃん出産後に近所に挨拶するメリット
泣き声などの騒音を理解してもらいやすい
人というのは不思議なもので、突然やかましい音がすると不快に感じてしまいますが、前もって「音がする」と聞いていると、不快感が減るものです。
そういう面では、出産後の挨拶まわりは効果的といえるでしょう。 「赤ちゃんが生まれました。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」といわれると、心づもりができるものです。
多少やかましくても「あの、挨拶に来てくれた夫婦の赤ちゃんだな」と親近感がわき、肯定的に受け止めてもらえるでしょう。
顔見知りになるとトラブルの予防に繋がる
顔見知りの人には、悪い印象を抱きにくくなりますし、苦情もいいづらくなるものです。「出産後の挨拶に来てくれるぐらいだから、常識がある家庭だろう」と認めてもらえる場合もあるでしょう。
ご近所さんとコミュニケーションを取っていると、赤ちゃんの状況を理解してもらいやすくなります。体調が悪く頻繁に泣いてしまっても、受け止めてもらえるはずです。
そういう面でも挨拶まわりをしていると、大きなトラブルになる確率が低くなるといえるでしょう。
近所の先輩ママとの交流のきっかけになる
初めての出産の場合はわからないことが多いですよね。ご近所さんに頼れる先輩ママがいてくれると、とても心強いですよね。先輩ママと仲よくしていると、将来的に幼稚園や小学校を選ぶ際にも、地域の情報が集めやすいというメリットがあります。
先輩ママも「自分の子どもたちの声が周りの迷惑になっているのでは?」と心配している場合があります。お互いの家族構成がわかり、騒音がしてもお互い様だと認識できれば気持ちが楽になるでしょう。
マンション住人への出産後の挨拶の仕方
挨拶は泣き声が聞こえる両隣や上下階に
マンションで赤ちゃんが生まれた場合は、一般的に自分が住んでいる左右の部屋と、上下の階に挨拶に行く場合が多いようです。
下階には、泣き声だけでなく足音も聞こえる可能性があります。「音が響くかもしれませんが、気をつけますのでよろしくお願いします」と伝えましょう。
赤ちゃんが成長すれば、おもちゃを落としてしまったりバタバタと走る音が聞こえたりしてしまうかもしれません。
管理人さんや大家さんが近くにいる場合は、同じように挨拶をしておく方が無難です。何かあったときに相談をしやすくなるでしょう
相手に気を使わせない程度の粗品を用意して
里帰り出産していた場合は、地元のお菓子を渡しても喜んでもらえると思いますが、まったく面識のないご近所さんに、食べ物を渡すのは控えた方が無難です。知らない人からもらったものを、口にするのに抵抗がある人も多いものです。
粗品はラップやポリ袋などキッチン用品のセットがおすすめです。万が一好みに合わなかったとしても、ラップや袋なら使ってもらえることでしょう。
高価なものを渡すと、相手も「お返しをしなければいけないのでは?」と心配になるものです。受け取っても気を使わないような、粗品を渡すように心がけましょう。
平日の夕食後など相手の都合を考えた時間に
挨拶に行くときは、相手が忙しくない時間を選びましょう。朝早い時間や食事をしている時間などは避けた方がよいですよ。
また土日は、家族で団らんしている家庭も多いと思います。挨拶に行くなら、平日の夕飯の後などが無難です。
赤ちゃんは留守番でも構いませんが、できるだけ連れて行った方がよいですよ。挨拶はママと赤ちゃんだけでなく、パパも一緒に行きましょう。
泣き声がしても、赤ちゃんの顔を見せていると寛容になってくれる場合も多いものです。
気をつけておきたいのは、赤ちゃんの出産報告に行くのではないという点です。あくまでも「うるさくなって、ご迷惑をおかけします。よろしくお願いします」という姿勢を示すことが大切です。