【第4回】掃除・片付けを楽に!ライフオーガナイズで始める片付け
子育て中はママも大忙しで、片付けどころか、自分の時間もなく悩むママも多いのではないでしょうか?今回は、空間・時間を整理して、日々を暮らしやすくするサポートをしてくれるライフオーガナイザーのいのうえゆき先生にお話をお伺いしました。
空間と心の整理を始めよう
生活の最適化をするライフオーガナイズ
そんな暮らしのごちゃごちゃしてしまうモノやコトを整理して、過ごしやすく、家族や自分にとって心地の良い暮らしを作るための方法として「ライフオーガナイズ」があります。
現状と自分の理想の暮らしのイメージのギャップを埋めるために、空間、時間の使い方などを改めて考えて直し、仕組み化・最適化していく方法で、片付けや整理整頓などにも活用されています。
最適化=希望を叶える方法を考えること
家事の時間を減らすため「家電を買い換えて手間を減らす」「家事を人に頼む」「家族で家事を分業する」など、ライフオーガナイザーが現状を聞きながら、一緒に整理していっています。
利き脳でわかる片付け方のヒント
両手を握った時に左右どちらの親指が下になるかによって、右脳と左脳どちらを優位に使うのかをチェック、片付け方、整理整頓を見つけるヒントにしています。
「右脳」を使う人には、収納場所に何を入れるところかわかるように絵や写真でラベリングしておく、音楽を流しながら片付けをする、気持ちに訴えるなど、ひらめきやイメージ、直感や感情を生かした方法を提案。
子どもの場合、指を組んでの判断が難しいので、普段の行動や好みからどちらに近いかママが判断するとよいと思います。もし判断に迷ったら、より簡単な方法からスタートしてみましょう。
子どものものの片付けはどうする?
基本の片付けのポイントは大きく分けて3つ
整理したいものを全部出して可視化します。家事などは、紙などに書き出します。
2、要、不要を選ぶ
モノの要・不要を持ち主に分けてもらいます。子どものものは子どもに任せます。家事などは自分がやること、他の人に任せることとで分けます。
3、仕組み、やり方を考える
必要なものは使いやすい場所、不要なものはそれ以外に片付けましょう。家事などは担当決めをする、道具を購入するなどのできる仕組みを考えます。
子どもがいる家庭の場合、環境だけでなく、時間や心の整理もママの中では重要です。そのため、片付けだけを考えるのではなく、生活を全体を把握することも大切です。
おもちゃ、服の片付け方のポイント
自分で片付けができるだけのおもちゃを「1軍」、それ以外を「2軍」にします。2軍は「おもちゃ図書館」というきょうだいで共有する箱を作って収納しておきます。遊ぶ時は「1軍のおもちゃと交換して遊ぶ」というルールを決めておくとおもちゃも増えず散らかりません。
園・学校のものはどうするか?
家の中に作品を展示して、小さな展覧会を開き、最後に作品と写真を撮影してゴミ袋へ。同じ捨てることですが、イベントになることで楽しい思い出になります。