赤ちゃんとマンションに暮らそう!最初の挨拶と引っ越すときの注意点
赤ちゃんを連れてのマンションへの引っ越しは、新たに始まる生活が楽しみな反面、近隣にお住まいの方々への迷惑や付き合い方などに不安を感じるママがいるかもしれません。引っ越しの際に挨拶をして、良好な関係を築きましょう。最初の挨拶のマナーや喜ばれる粗品などをご紹介します。
マンションに入居する前にすべきこととは
赤ちゃんに快適なレイアウトを考えよう
まずは、赤ちゃんが過ごす場所を考えましょう。赤ちゃんは、ママが予想しないような動きをすることがあるので、家事でキッチンやリビングにいながらも、赤ちゃんに目が届く場所であることが大切ですよ。
赤ちゃんが過ごす場所の周囲に危ない物がないかを確認しましょう。例えば、赤ちゃんの上に落ちてきそうな物や、揺れて不安定な家具などは場所を移動させると、赤ちゃんの安全を守ることができますね。
また、部屋の設定温度や冷暖房の風向きや風量にも気をつけたいですね。直接赤ちゃんに当たることがないように調節しましょう。
赤ちゃんの泣き声や足音の防音対策をしよう
ママは赤ちゃんの泣き声や足音などが迷惑にならないかと心配するかもしれません。近隣の方との良好な関係を築くためにも、できる限りの防音対策をしましょう。
赤ちゃんの泣き声は、換気扇や配管などからもれることがあり、完全に防音することは難しいです。しかし壁面に家具を置いたり、窓に防音カーテンをかけたりすることで防音効果が高まりますよ。
また、赤ちゃんのハイハイや歩く足音にも気をつけましょう。床に音を吸収するジョイントマットやコルクマットなどを敷くと防音対策になりますよ。
赤ちゃんが動き出す前に安全対策もしよう
例えば、家電の配線などのひも状のものは、引っ張ったり、かじったりする赤ちゃんが多いと聞きます。配線はむき出しにせず、壁に沿うように配線カバーを取り付けて配線が直接見えないようにすると安全ですよ。
また、赤ちゃんがつかまり立ちを始めたら、家具が倒れないように固定するとよいですよ。赤ちゃんは安全かどうかの判断はできないので、ママが安全対策をしっかりしましょう。
マンションに引っ越す際はご近所挨拶も必須
まずは挨拶する範囲を考えよう
しかし、マンションに住んでいるすべての人に挨拶をするのは難しいですよね。まずは挨拶をする範囲を考えましょう。
一般的には上下と左右2軒隣までの場合が多いようですが、最低限、上下左右の部屋には挨拶をしましょう。最初の挨拶で「幼い子がおり、ご迷惑をおかけするかもしれませんが」と一言そえると、大きなトラブルに発展するケースは少ないそうですよ。
挨拶をする時間帯などマナーをおさらい!
挨拶に伺う時間帯ですが、人や家庭によって生活の時間帯はさまざまです。しかし早朝と深夜や、食事や家事などで慌ただしいと考えられる朝や夕方などの時間帯は避けましょう。
土日や祝日などの午前中も、ゆっくり過ごす時間に充てているかもしれません。挨拶に伺う時間帯は平日10~17時頃がよいのではないでしょうか。
挨拶は短時間で済ませることもマナーの一つです。突然の訪問のお詫び、家族構成、今後ともよろしくお願いしますという旨を伝え、挨拶を終えましょう。
不在の際は手紙を入れておくとスマート
まずは、文具店などでレターセットを選びましょう。キャラクターデザインなどは避け、上品なものが好印象ですよ。
文面には、どこに入居した誰か、簡単な家族構成や赤ちゃんがいることなどを簡潔にまとめましょう。文例をご紹介します。
【文例】
この度、◯◯号室に入居しました、◯◯と申します。何度かご挨拶にお伺いしましたが、ご不在でしたのでお手紙で失礼いたします。
こちらには幼い子どもがおり、ご迷惑をかけるかもしれませんが、十分に気をつけてまいります。これから、よろしくお願い申し上げます。
挨拶回りで先方に喜ばれる粗品選びとは
相場のチェックとのしは必ずつけよう
ご近所への挨拶回りの粗品は、先方がお返しをしなくてよい500~1,000円が相場のようです。初めて会う人にあまり高価なものを渡すと、かえって気を使わせてしまう可能性がありますよ。
粗品には必ず、のしをつけましょう。のしをつけると先方に名前を覚えてもらいやすいですね。
また、引っ越しは慶事にあたるので、のしの種類は水引が蝶結びのものを使用します。表書きは上段に「ご挨拶」や「粗品」、下段に名字を書きましょう。
のしのつけ方は、包装された品物の上からのしをつける「外のし」が一般的ですよ。