子どもと住む家は建売住宅がいい?メリット、デメリットや選び方
子どもが生まれると賃貸マンションでは狭く感じたり、住みにくく感じたりする方も多いのではないでしょうか。建売住宅を購入するか悩んでいる方は、子育てのしやすさや周りの環境なども気になりますよね。今回は、建売住宅にしてよかったことや、後悔しない建売住宅の選び方などをご紹介します。
建売住宅にした場合のメリットとは?
子育てしやすい環境が多い
建売住宅の場合は、子育てがしやすい環境に売られていることがメリットです。新規分譲地として何軒かを一斉に売られていることが多いので、学校が近かったり大きな公園が近場にあったりと、子育てするママには安心できて住みやすいかもしれません。
また、何軒も一斉に売られている建売住宅だと同世代の家族が住む可能性が高く、近所に子どもの友達ができやすい環境に自然となりよいですね。
入居にそれほど時間がかからない
また、注文住宅の場合は一から家を作るので打ち合わせの回数も多いです。育児をしていると時間がなかなか取れないこともあるので、気に入った建売住宅があればそちらを購入するほうがママの負担も少ないかもしれませんね。
友人は、気に入った建売住宅が見つかり購入を決めたそうです。4月に購入を決めて、ローン審査なども無事に終わり6月には引っ越しができたと話してくれました。
価格面で注文住宅に比べて安心
友人は、住みたい地域で一軒家を購入する際に建売住宅と注文住宅、どちらにするかをずっと悩んでいたそうです。同じ家の大きさでも、注文住宅にすると5,000万円ほど費用がかかるのに対し、建売住宅だと建ってから2年ほど年月が経っているだけで4,000万円以内で購入できることを知り、建売住宅の購入を決意したと話してくれました。
これから子どもの教育費にもお金がかかってくるので、無理して家を建ててしまうと後で家計がしんどくなることを考えて、建売住宅を購入したそうですよ。
建売住宅にした場合のデメリットとは?
間取りや外観などが変更できない
家を購入するにあたって、間取りや外観などを重視する方も多いですよね。しかし、建売住宅はすでに完成してしまっているので、間取りや外観を変更することが難しいです。建売住宅を購入してから間取りや外観をリフォームすることもできますが、工事に時間が長くかかり費用もたくさん必要になるので、注文住宅のほうが安くなる可能性が高いです。
「こんな家に住みたい」という希望をすべて満たしてくれる住宅を見つけるのはなかなか難しいので、何かを妥協して購入することも大切かもしれませんね。
工事内容が目で見えない
建築基準法に基づいて工事を始めるので、違法建築になる可能性は低いですがチェックの体制が甘いこともあり、欠陥住宅になる可能性も0ではありません。欠陥は壁に隠れていることが多いので、完成した状態では見つけることが難しいです。
実際に住んでみてから、雨漏りや壁のひび割れに気づくことがほとんどなので、建売住宅を購入するときは欠陥住宅の可能性が少なからずあることを頭に入れておくことが必要になります。
アフターサービスに不安が残る
しかし、建売住宅の中には売ったらお付き合いもおしまいという、売り切りスタンスで営業している会社も存在しています。建売住宅にも保険があり、ある一定の期間の間は大きな住宅の欠陥などに対応してくれるものもありますが、期間をすぎた欠陥や不具合などには、あまり対応してくれないところも多いです。
後悔しない為の建売住宅の選び方
周辺環境をチェックする
たとえば、日当たりや風通しは住む方にとっては重要ですよね。日当たりが悪いと洗濯物が外に干せないなど、生活に支障が出てくることがあります。また、駅からどのくらいの距離なのか、学校や病院がどこにあるのかは子育てしているママにとっては大切なことですよね。
友人は夫婦共働きで子育てをしているため、建売住宅を購入するときにスーパーが近くにあるかを重要視したそうです。なかなか買い物に時間をかける時間が無いので、スーパーが近いほうが生活がしやすいと考えたそうですよ。