赤ちゃんや子どもが喜ぶ布絵本の選び方。月齢や年齢に適したものを

2019,8,30 更新

本格的な楽器の音で音楽への興味を促そう

指先の発達を促したり、生活面の練習ができたりする布絵本もよいですが、1冊で様々な楽器の音が聞けるものも魅力的ですよ。「サウンドブック Musical Friends」は、紐でつながった音符を楽器に当てるとピアノやフルートなどの音が聞こえてきます。流れてくるのは本格的なクラシックの曲で、音楽の扉を開くための一歩としては手軽でよいですね。

また同シリーズには消防車や飛行機などに信号を当てたり、葉っぱをゾウやライオンに当てたりすると乗り物の音や動物の泣き声が聞こえてくるものもありますよ。乗り物や動物に興味がある子に、図鑑を渡す前のプレゼントとしてよいかもしれませんね。

どちらも音がなる性質上、電池が必要ですが交換もできますので長く使えるでしょう。

じゃぶじゃぶ洗って何度も塗り絵を楽しもう

塗り絵といえば、イラストが描かれた紙に色を塗っていくものというイメージがありませんか？ところが、一般的な紙への塗り絵ではなく布絵本へ塗り絵ができるものもあります。

「布に塗り絵？そんなことをしたら汚れてすぐに使えなくなってしまう」と思うママがほとんどでしょう。たしかに一般的な布絵本ならそうですが、中には専用マーカーを使って描いたり、塗ったりしたものは洗うことでまた元の白い布の状態へ戻るものがあります。

繰り返し洗って使うことができるため、紙の塗り絵よりもエコですね。ただし、付属のマーカーは洗えばすぐに落ちるように特殊インクを使用しています。間違って違うマーカーで書いてしまうと取れなくなってしまいますので、気をつけましょう。

まとめ

布絵本の魅力は、柔らかくて手触りがよく軽いことと、商品によっては何度も洗えて清潔に保てるところですね。なんでも口に入れてしまう赤ちゃんは、絵本でも関係なく舐めたり、噛んだりして唾液でベタベタにします。そうなったときでも、紙の絵本と違い布絵本は洗って清潔に保てるためママも安心ですね。

また、月齢が低いときは手触りを楽しむものを選んでみましょう。そして、少し大きくなってきたら複雑なしかけがあるものや様々な練習ができるもの、楽器・乗り物の音が出るものや塗り絵など興味が向くものを用意してもよいですね。