子育てや教育に良い知育玩具入門!ジャンル別おもちゃと効果は?
知育玩具(ちいくがんぐ)とは、楽しく遊びながら子どもの知能の発達や心の成長を促す目的で作られたおもちゃで、世界中でさまざまな種類が発売されています。知育玩具には子どもの興味を引きつける工夫や安全性への配慮など、魅力がいっぱい!今回は、赤ちゃんから遊べる知育玩具を紹介したいと思います。
【初級編】赤ちゃんから遊べる知育玩具
目で追って握って遊ぶ「オーボール」
手で掴んだものをなんでも口の中に入れてしまう赤ちゃんは、形や大きさ、感触を確認しようとしますよね。オーボールだと誤飲の心配もなく触覚も発達していくことができます。
また、赤ちゃんの前でオーボールを左右にゆっくり移動させ目で追わせると、追視する力や首を左右に振る力も鍛えることができます。遠くに置いてズリバイの練習にも活用できるのです。
空間認識の能力を高める「ひもとおし」
赤ちゃんからすると難しいのではないかと思うママやパパもいると思いますが、まずはじめは無理に教えるのではなく、楽しい雰囲気をつくってあげましょう。ご家庭にあるダンボールを使用するのもオススメです。大きめに穴をあけ、固めのひもを選ぶとひもが通しやすくなります。
遊んでいるうちに、ひもが穴にどのように入るのかと考えるようになります。立体的に物事の位置関係を認識するようになり、空間認識の能力もひもとおしの遊びで養うことができます。
独創性にも効果あり「コップがさね」
自力でコップを大きい順に積み重ねて遊ぶことができるようになるのは1歳から2歳と言われています。ですが、それ以前の月齢の赤ちゃんでも興味を示す場合は、渡してみてもいいでしょう。
本来の遊びかたにとらわれず、コップを投げたりカチカチ打ち合わせたり、頭に乗せてみたりと、子どもの自由な発想で遊ぶのもオススメです。発想力や想像力が鍛えられていきます。「こんなこともできるんだ!」とママやパパに驚きを与えるかもしれません。
【中級編】一人で黙々と遊べる知育玩具
指先を使って自由に表現する「ブロック」
ブロックは好きなように組み合わせることができるので、子どもの想像力を掻き立てることができます。そして何もないところから一から創ることで、自分だけの世界を表現でき、創造力も養うことができます。指先を最大限に使うので、脳を活性化させ刺激を与えることもできるそうです。
ひとつひとつのパーツがとても軽いため片付けもかんたんにできますし、怪我の心配も少ないです。プラスチックでできている物が多く、汚れてもすぐに拭くことができます。いつも清潔にしておけるので安心ですね。
論理思考や発想力が身につく「パズル」
はじめてのパズルはピースが少ない物から挑戦するのがオススメです。好きなキャラクターが描かれたものを選んであげると子どもも喜ぶと思います。
ピースの数が多くないのになかなかうまく出来ないときは、絵の大きさに注目してみてください。見落としがちですが、絵の大小で難易度も変わってくるのです。絵が大きければピースごとの位置関係がつかみやすくなり、かんたんにできるようになります。途中から投げ出してしまわないようにママやパパも一緒に遊んで楽しい雰囲気をつくってみましょう。
集中力やバランス感覚が育つ「つみき」
積み重ねて遊ぶときには、崩れないようにしようとすることで、バランス感覚が養われ、考える力、思考力も育みます。何かに見立てて遊んだり、作りたいものを形にしようとすると、頭の中で想像する発想力と物を創る創造力も鍛えられます。手先も器用になり、夢中になっていくうちに集中力も高まります。
年齢によって遊び方が変わってくるので子どもの成長も感じやすいです。はじめの頃は舐めたり、叩いて音を出しての遊びから、並べて崩したり、どんどん高く積み上げようと挑戦したりと、遊び方は違えど、どれも脳へのいい刺激になっています。使い方が無限大にあり、長く遊べる知育玩具のひとつです。