1歳児のクレヨン遊び!幼児期のクレヨン遊びで知っておきたいこと
小さい子どもにお絵かきをさせる、したいというときに与える筆記具は、色鉛筆やマジックではなく、多くの家庭ではクレヨンですよね。小さい子のお絵かきといえばクレヨンというのは、保育園や幼稚園でも続くことだと思います。それでは、1歳の子どもにはどんなものが適しているか見てみましょう。
幼児期の安全なクレヨンの必要性と選び方
幼児はクレヨンを食べることがある
クレヨンに限らず小さい子どもは、なんでも口に入れてしまいます。その度に、肝を冷やすこともあるでしょう。口に入れただけ、口の周りについているだけなら取り出したり、拭いたりすることで対処できます。
一方、子どもがクレヨンを飲み込んだことに気づいたら、驚き慌ててしまうかもしれません。しかし、慌てていても適切な処置はできませんので、そのときにどのように対処すればよいか、次に書きますので、参考にしてみてください。
もしもクレヨンを食べてしまったら?
取り出したあとは、うがいができるなら、うがいをさせるようにしましょう。うがいをすることで、取り切れなかったものも取れるかもしれません。
クレヨンは、少量であれば問題がありません。ただ、咳き込んでいたり、息苦しそうにしていたりする場合は、クレヨンが気道に入り込んでいるかもしれませんので、速やかに医療機関を受診してください。
また、判断に困るときは、大阪中毒100番(072-727-2499)または、つくば中毒110番(029-852-9999)へ電話してください。
幼児期におすすめのクレヨンの選び方
安全性重視のクレヨン素材では、蜜ろうや野菜と米からできているものがあります。メーカーにより細かな原材料は違いますが、ニュージーランド産の蜜ろう100%のものや、日本製では、蜜ろうに天然由来の精油で作られているものがあります。
水で落とすことができるクレヨンも、数種類作られています。また、口に入れると苦みを感じるため、何度も口に入れるのを防ぐように作られているものもあります。
握りやすい形状としては、三角形、ブロックタイプ、持ち手が丸くて小さく力のない赤ちゃんでも書きやすいものなどがあります。
手先の発達にもいい?!クレヨンでお絵描き
クレヨンでのお絵描きはいつから?
そのことからも、お絵描きを始める時期はいつかとは一概にいえません。でも、一度はクレヨンなどを持たせてみないと、興味があるのかどうか分かりませんよね。
入園してから興味を示す子、入園してからも保育時間しかお絵描きをしない子など、さまざまです。ほかの子は楽しそうにお絵描きをしているのに、自分の子だけ興味を示さないと不安になるママもいるかもしれません。
しかし、それも個性です。小さいころは興味がなさそうだった子が、小学生になってから興味を示す場合もあるのです。
幼児のクレヨン遊びで気をつけること
また子どもは、思い掛けないところに落書きをしてしまうものです。どこに描かれてもそれは成長なのでOKというパパ・ママでない限り、とても困るでしょう。ある程度の年齢になれば、「ここに描いてはだめだよ」と注意を促すことで落書きを減らすことができるでしょうが、低年齢だとそういうわけにはいきません。
それを回避するには、親がついて一緒にお絵描きをするとき以外は、手の届かない場所に筆記具を置いておきます。クレヨンだけでなく、ボールペンやマジック、鉛筆などのすべてです。
幼児のクレヨンの持ち方について
握ったクレヨンで、紙にトントンと叩いてみたり、好きなようにグルグル描いてみたり、迷路のようにぐちゃぐちゃに描いたりします。固いクレヨンだと筆圧が必要となりますので、もし購入したものが固めの場合や、持ちにくそうな形状のときは、違うクレヨンも検討してみてください。
このころは、好きなように描くことが重要です。そうるすことで、自然と絵を描くことに興味を示し始める子も出てきます。もし、あまり興味を示さず、すぐにやめてしまったり、飽きてしまったりしても、気長に待ちましょう。