
布絵本は楽しい知育おもちゃ!仕掛けやアイデアで想像力を育もう
知育おもちゃにはたくさんの種類がありますが、なかでも赤ちゃんの頃から楽しめる布絵本は、取り入れているママも多いのではないでしょうか。とはいえ、布絵本がなぜ知育おもちゃとして推奨されているのかよく分からないですよね。この記事では布絵本の魅力や選び方、手作り布絵本のアイデアをご紹介します。
赤ちゃんから楽しめる布絵本の魅力

安全で知育の役割も果たすおもちゃ
紙の絵本は赤ちゃんにとっては重たいものもあり、扱いを気をつけないと手を切ってしまう恐れがあります。それに対して、布絵本は布でできているので軽く、手を傷つける心配がありません。万が一足の上に落としても痛くないので、赤ちゃんや小さな子どもでも安全に扱うことができますね。
また、布絵本は布の感触を楽しんだり紐やボタンを触ってみたりすることで、紙の絵本にはない魅力を感じることができます。赤ちゃん自身が考えて実際に触ったり動かしたりできるので、立派な知育おもちゃであるといえます。
嚙んでも引っ張っても問題なし
赤ちゃんは身の回りのものを口に入れて感触を確認します。布絵本はフェルトなどの布でできているので、赤ちゃんが口に入れて噛んだりしゃぶったりしても、ぐちゃぐちゃになる心配はありませんよ。
また、小さな子どもは紙の絵本をめくるのがまだ上手にできなかったり無理に引っ張ってしまったりすることもあるでしょう。そんなとき、布絵本であれば折れたり破れたりする心配もありません。汚れてしまったときは洗うことができるので、清潔に使えるのもよいですね。
五感が鍛えられて想像力も育む
そもそも布絵本は紙の絵本と違い、読み物というより触って楽しむもの、ということを念頭に置いて作られています。色鮮やかな布絵本の世界を見たり感触を楽しんだり、自分の手で音を鳴らしてみたりすることで、よりたくさんの経験が積めますね。
また、紙の絵本よりも文字が少ないので赤ちゃん自身が自由に想像しながら楽しむことができます。ママが楽しく遊んでいるところを見せると、より想像力を高めることができるかもしれませんね。
成長段階に合わせて布絵本選びをしよう

視覚を刺激して触感で楽しむもの
生まれたばかりの赤ちゃんは目がまだ十分に見えておらず、脳も発達段階にあります。そのため、カラフルで鮮やかな色のものを選んであげると、まだぼやけている赤ちゃんの目でも認識しやすいです。視覚を刺激するので脳の発達も促しますよ。
また、この時期の赤ちゃんは手に取ったものを口に入れて感触を確かめようとします。ツルツルやザラザラなど、様々な感触のパーツがついているものだと、赤ちゃんも色々な感触を楽しむことができますね。
音などの仕掛けや体験要素付きのもの
赤ちゃんはカサカサという音が大好きです。すべてのページにカサカサ音がする仕掛けがある布絵本だと、赤ちゃんはご機嫌で遊べますね。絵本のストーリーにそってバリバリという音やピッピッという音が鳴るものもあります。色々な種類の音があると、繰り返し触ってみたくなりますね。
また、「いないいないばあ」の動きを取り入れたものだとママも一緒に遊べます。光る鏡やつまむことのできるタグなどといった、赤ちゃんが触りたくなるような仕掛けがいっぱいの布絵本を選んであげてくださいね。
生活習慣のしつけや言語の習得に繋がるもの
靴ひもを結んだりボタンをかけたりする動作は、いきなり実際の靴や洋服で始めるとなかなか難しいものです。そんなときには、まず布絵本で練習するとよいでしょう。靴や洋服のイラストが描いてあり、そこに本物の靴ひもやボタンがついているものであれば、実際に結んだりかけたりする練習ができますよ。
また、朝起きたときには「おはよう」、ご飯を食べるときには「いただきます」といった基本的な生活習慣とともに挨拶の言葉が描かれている布絵本を選んであげれば、自然と場面ごとの挨拶が覚えられるでしょう。
布絵本作りの挑戦を躊躇している方へ

まずはキットで布の絵本を作ってみよう
初級用のものであればパーツがすべて裁断してあるので、ボンドで貼りつけるだけで簡単に作ることができます。針を使わないので、裁縫が苦手なママでも手作りできますね。
裁縫が少しできて自分なりにアレンジを楽しみたいママは、上級用のキットを選んでみましょう。パーツを裁断したり刺繍をしたりと、自分でやる作業は増えますが、説明書や型紙が入っているので安心して進められます。余った布でパーツをつけ足すなどすれば、世界に1つだけの布絵本ができますね。