100均素材だけで袴風スタイ作り!手縫いで簡単にできるお正月準備
お正月に子どもに袴を着せようか悩んでいる方が少なくはないかと思います。しかし袴の出番は少なく、袴のようなものを手軽に作れたらうれしいですよね。そこで今回は100均の素材を使って手縫いでできる袴風スタイの作り方をご紹介していきます。裁縫初心者の方向けなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
意外と知らないスタイの基礎知識
どうしてよだれかけを「スタイ」と呼ぶの?
実はスタイはもともとベビービョルンのプラスチック製よだれかけの商品名で、日本で大ヒットしたことからその名が定着したといわれています。そして現在ではメーカーに関係なく、よだれかけのことをスタイと呼ぶようになったのです。
スタイが必要な場面と時期とは
しかしよだれが出始める時期や量には個人差があり、中にはほとんどよだれが出ない赤ちゃんもいます。そのため、赤ちゃんの様子を見ながら必要に応じて使うようにするとよいでしょう。
また、よだれ用のスタイは布地のものを、離乳食の食べこぼし・飲みこぼし用のスタイはポケットがついたビニールやシリコン、プラスチック製のものなど、目的に応じてスタイを選ぶようにしましょう。
100均の材料でできる袴風スタイの作り方
まずは必要な道具と材料を準備しよう
布を裁断するために使います。
・チャコペン
型紙を布に写すときに使います。フェルトに写すときは油性ペンがおすすめです。
・縫い針、糸、糸切りばさみ
布を縫い合わせるために使います。
・定規
布の長さを測るために使います。50cmくらいの長いものであれば、より使いやすいです。
・紙、ペン、はさみ、手持ちのスタイ
型紙を作るときに使います。
・クリップ
まち針の代わりに布を押さえるときなどに使います。
・手芸用の接着剤
必ずしも必要ではありませんが、100均のキルト芯はアイロン等で貼りつけができないため、手芸用の接着剤で仮止めしておくと仕上がりがきれいになります。
今回はすべてダイソーで揃えました。
袴部分の生地です。約70×60cmの大きなものを選んでください。
・ちりめん風はぎれ
着物部分の表地となります。お好みの和柄の生地を選んでください。
・プリントはぎれ
着物部分の裏地となります。よだれが多い場合にはタオルを使用しても大丈夫です。さまざまな生地が売っているので、お好みのものを選んでください。
・キルト芯
キルト芯は絶対に必要なものではありませんが、100均の生地は薄いため、着物部分はキルト芯を使って厚みを出します。
・ファスナーテープ
スタイを留めるために使います。スナップボタンでもかまいません。
100均の材料を使った袴風スタイの作り方
手持ちのスタイを半分に折って紙の上に置き、スタイから1cm外側をペンでなぞります。左下は丸みを無くして下の写真のように角を作ってください。右下の直線部分は「わ」になります。
かなり折りジワがついているので、作業しにくい場合はアイロンをかけてシワを伸ばしてください。アイロンをかけるときはあて布をして低温でかけ、スチームは使わないようにしましょう。
次に袴部分を作っていきます。上辺43cm、下辺48cm、高さ20cmの台形になるよう定規で測って赤いフェルトに線を引き、裁断します。
余力がある方は余った赤いフェルトでリボンを作ってウエストの部分に縫いつけると、よりかわいく仕上がりますよ。