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離乳食後期にもおすすめ!自然な甘さが美味しいさつまいものおだんご

離乳食後期にもおすすめ!自然な甘さが美味しいさつまいものおだんご

離乳食も後期になると食べられる食材が増え、どろどろからつぶつぶ、柔らかく煮て形のあるものへと変化していきますね。赤ちゃんから幼児へと成長していく過程を毎日かみしめる時期ではないでしょうか。赤ちゃんの味覚はとても繊細です。素材そのものの優しい甘みを生かしたおだんごを作ってみましょう。

我が家でも活躍!離乳食後期のおやつの役割

離乳食の進み方には個人差がありますが、おおよそ9~11カ月ころには「カミカミ期」といわれる後期に入ります。食べる量が安定して、食後の母乳やミルクの量が減ったなと感じ始めたら3回食にしてみましょう。

この時期には体の動きも活発になり、元気に遊ぶことでお腹もすきます。しかし胃も小さく消化器官が未熟な赤ちゃんは、一度にたくさん食べることができません。おやつは食事で取りきれない分を補う「補食(軽い食事)」と考えてくださいね。

まだスプーンなどを上手に使うことはできなくても「自分で食べたい」という意欲が高まり「手づかみ食べ」を始めるのもこのころです。こぼしたり握りつぶしたり、とにかく汚れるのでママは大変な時期でもありますが「自分で持つ」「自分で口に運ぶ」ことで手や目、口との連携を覚え運動機能を発達させる重要な段階ですので、おおらかに見守ってくださいね。

さつまいもは特に味つけをしなくても甘く、赤ちゃんのおやつにぴったりです。我が家では、拍子木切りにしたさつまいもやにんじんをアルミホイルに包み、ごはんを炊くときに一緒に炊飯器に入れて炊いていました。手間もかからず、赤ちゃんの手にぴったりのサイズと固さになるので、手づかみ食べの時期にはとっても助かりました。

そんなさつまいもを使って、上品な和菓子にも似たおだんごを作ってみましょう。おだんごにすることで、手づかみもしやすくなりますよ。

自然な甘さ。さつまいものおだんご

さつまいものおだんごの作り方

①まずは、さつまいも。よく洗って厚さ1cmほどの輪切りにし、皮を厚めにむきます。むいた皮は乾燥させ、素揚げにするかトースターでカリッと焼くと、上の子のおやつにもなりますよ。

②さつまいもは空気にさらしておくと変色し、べたべたする汁(=あく)が出てきます。切ったらすぐに10分ほど水に浸けて、あくぬきをしましょう。

③鍋にさつまいも、ひたひたの水を入れて蓋をし、弱めの中火にかけます。

後ほど説明しますが、さつまいもは時間をかけて加熱することで甘味が引き出されるのです。「焦らず、ゆっくり」がコツですよ。

④楊枝などを刺してすっと通るくらいになったら湯を捨てて、熱いうちにフォークなどでつぶしましょう。

⑤さつまいもの品種によって、ホクホク系やねっとり系など食感が違います。水分が少なく丸めにくいときには、牛乳(または豆乳、フォローアップミルクなど)で調節してくださいね。

⑥食品用ラップを広げ、つぶしたさつまいもを包んでぎゅっと丸めます。

⑦赤ちゃんが手づかみしやすい大きさにしてあげてくださいね。一口で入るサイズだとのどに詰まりやすいので二口、三口サイズにするのもポイントです。一口ぶんの量を「かみとる」練習にもなりますよ。
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