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チェコで暮らすママの子育て。日本語を子どもに教えるためにできること

チェコで暮らすママの子育て。日本語を子どもに教えるためにできること

日本の季節の行事を楽しむ

日本だと春になると「お雛様」5月になると「子どもの日」ですよね。チェコでは春はイースター、子どもの日は6月1日なので、日本とチェコの両方を祝う我が家はお祝いラッシュです。

大したことはできませんが、息子たちと一緒にする飾りつけは私の楽しみで、折り紙でお雛様を折ったり、広告で兜を作ったりします。家の中だけでも日本のお祝いムードを盛り上げています。

欠かせないのが季節の食べ物です。私は縁起をかつぐ性分なので、例えば「大みそかには蕎麦」「お正月にはお餅」がせめて欲しくなります。どうして食べるのか説明すると、パパは興味深く聞いてくれますし、長男はおもしろく感じるのか特に節分の季節になると「また黙って食べるお寿司作ろうよ」と恵方巻を楽しみにするようになりました。

小学生になるまでに日本語の基本を教えたい

長男に日本語を教えてわかったのは「小学校に入ってからは時間がない」ということです。チェコでは日本の塾のようなものは見かけませんが、子どもの勉強を家で親が見るのが習慣になっていて、正に家庭教師です。

その中でさらに私が日本語を教えるのは正直しんどいです。公園で友だちと遊びたい息子の気持ちを押さえてまで日本語を勉強させるのは、私のエゴかなと思うことすらあります。

無理なく日本語を教えるために、私は現在5歳の次男とは園が終わったら毎日短時間、ひらがなとカタカナの読み書きをして、小学校に入るまでに終えようとしています。7歳の息子とは週末に1日、日本語をします。ペースは遅いですが、それでも一つずつ知っている漢字が増えるのは長男の楽しみのようです。

夏にはチェコの長い休暇を利用して日本へ行き、園と小学校に聴講生として受け入れていただいています。同年代の子どもの中に入って息子たちはどんどん日本文化を吸収します。

チェコで子どもと日本を楽しむ!「げんきキッズブルノ」

日本の文化と言葉で遊ぶ

チェコ第2の都市ブルノでは、年に数回「げんきキッズブルノ」が開かれます。ここにはミックスっ子、ブルノに住む日本人家族のお子さん、日本に住んでいたチェコ人家族のお子さんなど、日本に興味のある人だれでも集まります。

「げんきキッズブルノ」はできて1年くらいの新しい会です。「日本人会」のように大人が集まる会はすでにありましたが、子どものための会はなかったので、私は会ができると聞いたときから楽しみにしていました。

初回からずっと参加していますが、保育士の女性が中心になってアイデアある活動をしてくださっていて、回を追うごとに充実、今回は「絵本の会」も加わりました。

特に息子たちは季節に合わせた工作が大好き。今回はお雛様作りでした。自分で顔を描いてシールを貼って、夢中になって作りました。

ミックスっ子の絆を深める

お昼は同じ机でランチを食べ、たくさん作ってきてみなさんに振舞ってくれるママもいます。

子どもたちは自然と仲良くなり、息子たちは日が近づくと「〇〇ちゃんもくる?」と会えるのを楽しみにするようになりました。

基本は6歳までの幼児対象ですが、弟や妹といっしょにお兄ちゃんとお姉ちゃんもやってきます。午後には小学生が集まる児童部もあり、日本に関するクイズや遊びをして交流を深めています。

ママとパパはお喋りも楽しめる

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