チェコで暮らすママの子育て。日本語を子どもに教えるためにできること
日本の季節の行事を楽しむ
大したことはできませんが、息子たちと一緒にする飾りつけは私の楽しみで、折り紙でお雛様を折ったり、広告で兜を作ったりします。家の中だけでも日本のお祝いムードを盛り上げています。
欠かせないのが季節の食べ物です。私は縁起をかつぐ性分なので、例えば「大みそかには蕎麦」「お正月にはお餅」がせめて欲しくなります。どうして食べるのか説明すると、パパは興味深く聞いてくれますし、長男はおもしろく感じるのか特に節分の季節になると「また黙って食べるお寿司作ろうよ」と恵方巻を楽しみにするようになりました。
小学生になるまでに日本語の基本を教えたい
その中でさらに私が日本語を教えるのは正直しんどいです。公園で友だちと遊びたい息子の気持ちを押さえてまで日本語を勉強させるのは、私のエゴかなと思うことすらあります。
無理なく日本語を教えるために、私は現在5歳の次男とは園が終わったら毎日短時間、ひらがなとカタカナの読み書きをして、小学校に入るまでに終えようとしています。7歳の息子とは週末に1日、日本語をします。ペースは遅いですが、それでも一つずつ知っている漢字が増えるのは長男の楽しみのようです。
夏にはチェコの長い休暇を利用して日本へ行き、園と小学校に聴講生として受け入れていただいています。同年代の子どもの中に入って息子たちはどんどん日本文化を吸収します。
チェコで子どもと日本を楽しむ!「げんきキッズブルノ」
日本の文化と言葉で遊ぶ
「げんきキッズブルノ」はできて1年くらいの新しい会です。「日本人会」のように大人が集まる会はすでにありましたが、子どものための会はなかったので、私は会ができると聞いたときから楽しみにしていました。
初回からずっと参加していますが、保育士の女性が中心になってアイデアある活動をしてくださっていて、回を追うごとに充実、今回は「絵本の会」も加わりました。
ミックスっ子の絆を深める
子どもたちは自然と仲良くなり、息子たちは日が近づくと「〇〇ちゃんもくる?」と会えるのを楽しみにするようになりました。